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FENDER BASSMAN マスターボリューム取付とチャンネルリンク

以前ブログで記事にした「TWEED BASSMAN にリバーブタンクを装着

この記事をご覧頂いてお問い合わせ下さったお客様からのご依頼。

P1050221.jpg


アンプを入手したもののあまりの爆音に驚いたとの事で、

マスターボリューム取り付けが必要だと感じたようです。

アンプ無改造で音量を下げようとするとアッテネーターが思い浮かびますが、

このBASSMANはスピーカー4本がそれぞれパラでアンプに接続されています。

これでは簡単にスピーカーケーブルを足してアッテネーターを据え置く事が出来ません。

P1050225.jpg


よく見受けられるマスターボリュームの取り付け方法では、

ボリュームを下げるとインピーダンスが下がってしまい

音量が小さいほどハイ落ちしてしまいます。

EVAでは音量変化によるインピーダンス下降を抑えた独自の方法で

マスターボリュームを追加します。

深夜自宅で鳴らすような極小音量で良い音がしますとまでは言いませんが、

スタジオやライブで一人爆音にならずにすむ適正な音量でセットアップ出来ます。

P1050218.jpg

マスターボリューム取付位置は操作性を考慮し

「BRIGHT1」のジャック部を利用しノブを増設。

もうひとつの改造点はチャンネルリンクです。

内部でBRIGHTとNORMALを予めリンクさせるワイヤリングをします。

ギターインプットは「NORMAL1」を使用します。

「BRIGHT2」「NORMAL2」は使わなくてすむのでフタをしてあります。

P1050217.jpg

BRIGHTチャンネルだけでの音作りをする場合は

NORMAL VOLUMEをゼロにしておくだけです。

チャンネルリンクのサウンドが欲しい場合は

NORMAL VOLUMEを上げていけばミックスされて行きます。

いちいちパッチケーブルを繫ぐ煩わしさから開放されて

直感的にチャンネルリンクサウンドが得られます。

もちろん音量はマスターボリュームで制御出来るので、

いままでフルテンにしなくては得られなかったドライブサウンドが作り出せます。

これはかなり便利です。

MARSHALL1959や1987Xなどの4INPUTタイプのアンプも同様の改造が可能です。


ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

特注品「Harmonic Clipper & Booster Kustom K200A Type」

かなりマニアックな特注品のご依頼でした。

Kustom K200A と言う60年代後半に製造されていたアンプ。

現在非常に入手困難なヴィンテージアンプです。

DSCN4108.jpg

このアンプに搭載されていた「Harmonic Clipper」と「Booster」の

サウンドを再現したエフェクターと製作して欲しいとのご依頼。

Kustom K200A 独特のトーンを最大限活かしたギタリストとして有名なのが

Creedance Clearwater Revival (通称CCR)時代のジョンフォガティ。


3:02秒頃から聞けるギターソロのトーン


5:49秒頃から聞けるギターソロのトーン

ファズに近いようなワウの半止めの様な独特のトーンを出すには、

「Harmonic Clipper」と「Booster」がどうしても必要なのですが

アンプ自体が入手困難なので再現する事が大変難しい現状です。

この「Harmonic Clipper」と「Booster」を

当時のオリジナル回路を基にエフェクター化を試みました。

サウンドの核となるトランジスタは可能な限り世界中から当時の物を集めました。

どうしても手に入らない物に関しては現在入手できるヴィンテージ物から厳選し

サウンドコンセプトを崩さないよう細心の注意を払いました。

作動電圧も本物のアンプに内蔵されている回路と同じ13Vとし、

外部からDC15Vを供給する事で内部で13Vに安定化する電源回路を製作。

パーツの収集や回路図の解析、現行パーツの厳選等で製作期間は約4ヶ月。

不鮮明な回路図に加え足らざる部分もありコンピューターシュミレートを掛け解析。

完成品がこちら

P1050200.jpg

「Harmonic Clipper」と「Booster」個別のON・OFFに加え

全てをバイパスさせるスイッチも追加。

まず「Booster」部

boost.jpg

「SELECTEVE BOOST」6段階のロータリースイッチとなっています。

バリトーンスイッチの様な変化でコモッた1から

トレブリーな6まで多彩なトーンが選択出来ます。

動画で聞ける独特なトーンはこのトーン回路から生み出されます。

「BOOST VOL」は名前の通りブースト量をコントロールします。


そして「CLIPPER」部

clipper.jpg

動画で聞ける歪みはこの「CLIPPER」でしか再現出来ません。

ご依頼主は長年あらゆるエフェクターで再現を試みたそうですが無理だったそうです。

全開にするとファズの様にグシャッと潰れサスティンが伸びて行きます。

このカオティックな世界観を持つ歪みは他で代用が利く物では無いと実感出来ました。


「Harmonic Clipper」「Booster」と内部の

ヘッドアンプ・ミックスアンプ・アウトアンプを含めた回路で構成されています。

オリジナルと違う追加変更は入力のインピーダンスセレクトスイッチの追加と、

ヘッドアンプ部はKustomのプリアンプ、

アウトアンプはパワーアンプを通したサウンドをシュミレートし

単なるエフェクターとは違い一線を画す設計です。

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オリジナルはアンプ内蔵回路でローインピーダンスで繋がれています。

せっかくアウトボード化するのですからギターを

直接入力出来る様ハイインピーダンス入力も設けました。

ローインピーダンス入力では他のエフェクターとの組み合わせが可能です。



試奏はストラト・ジャズマスター・ハムバッカー搭載のギターとJCM800で行いました。

リッケバッカーもKustomアンプも無い環境での試奏でしたが、

ONすると70年代当時の空気感に一気に変わります。

これはもうプリアンプと言ってもいいほど独特のサウンドを持っています。

ヴァイブやエコーを足していくとカオティックやサイケデリックと

形容したくなる世界観がそこに拡がります。

JCM800ではジョンフォガティサウンド完全再現とは行きませんが、

JCM800でこんな音が出せるのかと魅力的なトーンを奏でる事が出来ました。

JCM800での音は動画に収めて公開するように

準備していますので今しばらくお待ち下さい。

極少数ではありますがパーツが揃っている分で同じ物を製作出来るようです。

興味ある方はお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp

TWEED BASSMAN にリバーブタンクを装着

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恐らく90年代のReissue BASSMAN 。

リバーブを取り付けて欲しいとのご依頼です。

すごく良いアンプでギター直で充分ご機嫌なサウンドです。

ひとつ不満といえばやはりリバーブが無い事!

このアンプのオーナー様は色々リバーブで苦労されいるんじゃないでしょうか。

最近のデジタル技術でコンパクトエフェクターのリバーブも音・質感共かなり良くなりました。

しかしアンプの手前に繋ぐとやはり違和感アリアリなんですよね。

やっぱりフェンダー純正のあのスプリングリバーブの音!

これに勝る物はありません。

今回の改造ではフェンダー純正のリバーブタンクを装着。
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リバーブサウンドをミックスする回路もフェンダー同様

真空管による増幅段を用いております。
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真空管を内蔵したコントロールボックスを側壁に取り付け。

リバーブレベルのコントロールに加え外部からのON/OFFが

コントロール可能なフットスイッチジャックを装備。


増幅段が増える事で音量が上がります。

その音量レベルを整えるためにマスターボリュームを取り付け。
P1050074.jpg

アンプをフルテンにしてドライブさせた時には

その爆音を適正音量に下げる事も可能になりました。

これはかなり便利です。

後ろから見たらこんな感じ、リバーブタンクは底面に取り付けられています。
P1050076.jpg

サウンドチェックでは美しい王道のフェンダーリバーブサウンド!

かなり深く掛けても嫌味にならず気持ち良い空間が広がります。

TWEED BASSMANサウンドに影響を与えず見事にリバーブを融合する事が出来ました。



ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

リニューアル「HIGH GRADE SOUND STABILIZER Ⅲ& IMP PHASE Control System」の続き

P1050048.jpg

「HIGH GRADE SOUND STABILIZER Ⅲ& IMP PHASE Control System」が、

何故リニューアル出来たかのお話。

きっかけは4月か5月に懇意にしている大阪のショップさんから来た特注品の依頼でした。

・ペダルプリアンプ「Micro PrreampⅡ on/off sw(MP-2S)」を2基搭載し切替可能とする

・バイパス時用のスタビライザーとしてハイグレードタイプを搭載する

・出力はアンバランスとバランス両方可能とする

・その他位相とインピーダンス切替、MUTE/TUNEROUT機能とプリアンプON/OFF機能

このスペック全てを満たそうとした時に最大の問題は電源部分です。

HIGH GRADE SOUND STABILIZER は独立した電源が必要だったので、

そのまま製作すればプリアンプ用とスタビライザー用と

2つのアダプターを使って動作させなくてはならなくなります。

その問題をクリアする為に新しい電源回路の設計から始まりました。

それと同時に外部から供給された電圧を内部で昇圧し安定させる。

難題をクリアして完成した特注品がこちら。
P1050006.jpg

感覚ピエロのベーシストである滝口大樹氏からのオーダーでした。

滝口氏とショップ間での綿密な打ち合わせにより生まれたアイデアですので、

当社はその課程に全く関与しておらずオーダーいただいたプランを形にしただけです。

膨大なノウハウを蓄積したショップとの絶大な信頼関係が無ければ

到底生み出せなかったであろう特注品でした。

今回のオーダーで色々な難題をぶつけてもらえたお陰で

「HIGH GRADE SOUND STABILIZER Ⅲ& IMP PHASE Control System」

がリニューアル出来たと言っても過言ではありません。


滝口氏はこの特注品プリアンプ以外にも普段から

ERP Type-3 TubePreamp
type31.gif

も、ご愛用いただいているとお聞きしております。

2つのプリアンプを駆使してどうようなベースサウンドを奏でているのか非常に興味があります。

機会があればライブ会場にも足を運んで体感してみたいです。



結構無茶振りには慣れておりますので「こんな製品が出来ないか?」

など構想がありましたら一度お問い合わせしてみて下さい。

evaemis@power.email.ne.jp

リニューアル「HIGH GRADE SOUND STABILIZER Ⅲ& IMP PHASE Control System」

P1050048.jpg

当社スタビライザーシリーズ最高峰である

「HIGH GRADE SOUND STABILIZER Ⅲ& IMP PHASE Control System」

がリニューアルしました。

以下変更点です。

①従来の電池内蔵型ケースの他、外部電源専用小型化タイプを追加

従来型ケースサイズ 83(W)×115(D)× 34(H)

小型化ケースサイズ 65(W)×116(D)× 32(H)

※突起物等含まず

②付属ケーブルにてアンバランス出力の他にXLRバランス出力も選択が可能

P1030888.jpg

③外部電源使用時に他の機器との併用が出来ませんでしたが、

新設計電源回路により併用が可能になりました。

アイソレーションされていないパワーサプライなども使用可能です。

④新設計電源回路により電池またはアダプターからの電圧を30Vに昇圧安定化し動作

※9V以下になると電圧が安定しないので電池の場合は2個使用、

ACアダプターの場合はセンターマイナスDC9V~18Vの物をご使用下さい。


価格はケースサイズを問わず39,000円税別と従来通りとさせていただいております。


試作品完成後ロングランテストしてみた所感を。

30V動作によるヘッドルーム拡大のメリットが非常に大きい、

特にハムバッカーの印象がかわりました。

今まで低音域が詰まっていたのかと思わせる開放感のある滑らかな低音。

ブーミーと言うか潰れた様に感じられていた

イヤな帯域はエフェクターやアンプのせいでは無く

9Vや18Vのヘッドールームでは受けきれていなかったのかと新たな発見。

この圧倒的なヘッドルームはベースでの使用においても最大限効果が発揮されるでしょう。


アンバランス・バランス出力が選択可能になりましたので、

PHC-VICと同様にXLRケーブルを介してオーディオインターフェイスに

直接ギターやベースの信号を送り込む事が可能に。

プラグインソフトを使った際のサウンドクオリティが飛躍的に向上します。

PHC-VICを使ってのデモサウンドはサウンドクラウドで視聴可能です。

https://soundcloud.com/evaemis

ライブなどでは簡易D・Iとしても使用可能です。


小型化したケースサイズはエフェクターボードへ組み込みの際はありがたいです。

外部電源使用時に他の機器と併用が可能になったので、

今までの様に単独のアダプターなどを用意する必要がありません。

もちろん電源の良し悪しはサウンドに直接影響を与えますので、

良質なACアダプターやパワーサプライの使用を強くお勧めします。


新たな30V動作のダイナミックレンジ領域を最大限活かすには

他のエフェクターを繋ぐ際ひと工夫試みた方が良さそうなので現在試行錯誤中です。

またブログにてご報告させていただきます。



製品に関するお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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