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5150Ⅱと POD HD400 を使った 4ケーブルメソッド

P1040365.jpg

前回のエントリーでPODとアンプヘッドを絡めた

4ケーブルメソッドではインピーダンスが合わない部分が2ヶ所あると書きました。

もう一度各入出力インピーダンスの正確な数値を洗い出そうと

メーカーに問い合わせしてPODのSEND・RETURNのインピーダンスを調べたりしました。

そこで

FX SEND(Lo-Z)→AMP INPUT(Hi-Z)

AMP SEND(Lo-Z)→FX RETURN(Hi-Z)

上記2ヶ所でインピーダンスが合わずごっそり低音が削られている事も分かりました。

あともうひとつ気になる部分が出て来ました。

使用する5150ⅡのRETURN入力インピーダンスの値が470kΩ。

これはHi-Z入力の値です。

と言うことは

POD OUTPUT(Lo-Z)→AMP RETURN(Hi-Z)でここでも低音が削られており、

3ヶ所もの部分でインピーダンスのアンマッチが起こっていた訳です。

P1040368.jpg

早速問題部分のPODと5150ⅡのインピーダンスMODを行いました。

5150ⅡのRETURN部分をインピーダンスMODした検証はまず

G-SYSTEMで構築したシステムで検証しました。

READチャンネルのサウンドが劇的に太くなりました。

ゲインが高くなるほどインピーダンスアンマッチの影響が大きいのでしょう。

あとCRUNCHチャンネルとREADチャンネルの音質の差が無くなりました。

以前は少し違和感があり切り替えた時の質感を整えるのに苦労していましたが、

その違和感は消えスムーズなチャンネルの移行が実現しました。

さてPOD HD400を使った4ケーブルメソッドの検証です。

接続は ギター→PHV-VIC→POD HD400→POD SEND→FinalStabilizer→AMP INPUT

AMP SEND→POD RETURN→POD OUTPUT→AMP RETURN です。

「POD SEND→FinalStabilizer→AMP INPUT」

この間はAMP INPUTのHi-Z入力に対するインピーダンスマッチングもありますが、

アンプのチャンネルで位相が反転するので位相を整える目的もあります。

位相が変わらない場合は Lo-Z to Hi-Z Converter でもOKです。

インピーダンスMODしたPODのサウンドに関しては文句なしなので、

5150ⅡのREADチャンネルとPODを切り替えても

違和感無くサウンドが構築出来るかが主眼です。

接続を済ませパッと音を出した時点で以前と全然違い違和感の無いサウンドでした。

時間を掛けてサウンドチェックしていると実際のアンプの音の方が、

押し出し感が少し足りず迫力に欠けています。

その点はPOD SEND・RETURNのレベル調整をSEND+6db、

RETURN-10dbと微調整する事で

アンプのマスターボリュームを7程度まで上げる事が出来ました。

SEND+6dbはブースター代わりのアンプ手前ゲインプッシュに使っています。

ハムバッカーならそこまで上げず+3db程度でバランスが取れます。

これで5150Ⅱヘッド1台のサウンドにPODに入っている

数十種類のアンプとエフェクター群が加わり無限とも言える

バリエーションを手に入れる事が出来ました。

音作りしていると本当に楽しいw

5150Ⅱでは絶対出せない煌びやかなクリーンサウンド、

クラスAアンプからしか出せない極上クランチサウンド、

5150Ⅱとは全く異なるキャラクターのハイゲインサウンド、

どれも実際のアンプを弄っているのと変わらない操作感でプリセットが作れます。

内蔵エフェクターもPRE・POSTが振り分けれるので

POD HD400の限られたプリセット枠の中でもある程度音作り出来ます。


さて良い事ばかりな4ケーブルメソッドですが欠点が無い訳ではありません。

実際のアンプサウンドである5150Ⅱのノイズが大きい、

これはPOD内蔵のノイズゲートでは対処出来ません。

アンプのマスターボリュームを下げてればある程度解決ですが、

その他フルテンアンプシュミレートサウンドと押し出し感で差が出ます。

PODの方でそこそこの音を作り5150Ⅱでもそこそこの音量にしたのでは面白くない。

ボリュームペダルの活用や素早いプリセットの切替で対処した方がいいでしょう。

POD HD400ではMIDIも無く外部機器をコントロールする術がありません。

上位機種のPOD HD500XかBOSS GT-100でMIDIを使ってアンプチャンネルもコントロールする。

5150ⅡはMIDIによるチャンネル切替に対応していないので、

AMP GIZMOなどを使う必要がありますがMIDIに対応しているアンプなら

フロアマルチ自体をMIDIフットコントローラーにしてアンプチャンネルもコントロール出来ます。

BOSS GT-100ならラッチ信号も出せるのでチャンネル切替で起こる位相反転にも対処出来ます。

AMP GIZMOは必要ありません。


長々と書きましたがフロアマルチを使った4ケーブルメソッドが

ここまで実用レベルに到達した事によって

新しいシステム構築の選択肢が増えたのは間違いありません。

個人的にはマイアンプを徹底的に追い込み最大限そのサウンドを活かすなら

G-SYSTEMを使った4ケーブルメソッド。

マイアンプとプラスあらゆる現場に対応出来るサウンドバリエーションを構築するなら

フロアマルチを使った4ケーブルメソッドを選択するでしょう。


ただ繋ぐだけではダメなんです。

インピーダンスが合っていないと言う壁を乗り越えて具現化できるシステムです。

しかしフロアマルチとアンプ数ヶ所のインピーダンスをマッチングさせるMOD費用、

先頭で使うPHC-VICなどのスタビライザー、

アンプ手前でインピーダンスをマッチングさせるFinalStabilizer、

全て合わせても掛かる費用は10万円そこそこ程度です。

既にお持ちのアンプとフロアマルチを活かさない手はないでしょう。


ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

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Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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