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EVA流エフェクターMOD

P1030392.jpg

今回新たな試みでエフェクターをモディファイしてみました。

トゥルーバイパス化?

内部パーツをオーディオグレード的な物に交換してしまう?

クライオ処理的なもの?

全部違います。

インピーダンスマッチングMODとでも言いましょうか、

エフェクター接続で起こる2ヶ所のインピーダンスアンマッチを解消するMODです。

写真にあるような空間系やモジュレーション系のエフェクターを

ギター直で繋ぐというセットアップは珍しいと言うよりほぼしないですよね。

歪みエフェクターやバッファー回路を通したLo-Z信号に

変換された信号がインプットされます。

その繋ぎ方では先述した通り2ヶ所でインピーダンスのアンマッチが起こります。


①エフェクターはほぼ全てHi-Z入力なのでLo-Zに変換された信号を入力した時点で

アンマッチが起こり本来のサウンドが引き出せなくなっている。

②バイパス時も常に前段のLo-Z信号が常にHi-Z受けになっているので

低音のロスが著しくなり音ヤセとして感じてしまうようになる。


そこでエフェクターの入力そのものをLo-Z入力に改造し、

前段のエフェクターとのインピーダンスマッチングの最適化を図る。

バイパス時もLo-Z受けLo-Z出しとなるのでインピーダンスアンマッチが

解消されバイパス音劣化の根本原因が解消される。

MODが出来上がったばかりで色々な繋ぎ方での検証は出来ていませんが、

ファーストインプレッションとしてそのMOD効果は絶大です。

Dimention-C は元々素晴らしいエフェクターなのですが、

レンジが狭くとくに巻弦の低音がついて来ない。

モノラルではMODE③か④にしないと掛かった感が薄く物足りない。

バイパス音はいわずもがな。

この不満点が見事に解消されモノラルでMODE①でも

拡がりと奥行き感が素晴らしくエフェクト効果が存分に発揮されている。

低音のロスが無くなっており巻弦の響きにしっかりついて来る。

バイパス音に違和感がなく音ヤセを感じる事が無くなった。


PHASE90 は元々ON時に位相反転するので長らく使っていませんでした。

しかしこのインピーダンスMOD案が出た時に

位相反転しないようにする改造と同時に出来るとの事で即実行しました。

効果のほどは文句無し。

低音から高音まで絶妙にヴァイブしてくれ嫌味な成分は一切ありません。

位相反転も解消されているのでウネリがグイグイ前へ来ます。


MODした二つともヴィンテージ品なので普通改造には二の足を踏むものなのですが、

ここ最近のインピーダンスマッチングの様々な実験結果を考えた時、

本来のサウンドを引き出す方法はこれしかないとの結論でMODを即決しました。


明日からもっと色々な接続順などを試してみたり、

改造に不向きなエフェクターがあるのかどうか検証してみたいと思います。


とにかくしっかりLo-Z信号にするのが前提なのでSoundStabilizerは必須アイテムです!


今後正式にエフェクターモディファイのメニューとしてお受けする事が可能になります。

改造出来ないエフェクターもあると思われますので、

対応出来るかどうかは個別にお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp

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No title

エフェクターはそのままでパッチケーブルでそのような事は不可能でしょうか?

Loで出てきた信号をHiに変えて次のエフェクターに渡すようなケーブルが出来るとビンテージのエフェクターをオリジナルのままで使えて良さそうなんですが。

無理ですかね?

Re: No title

ご質問ありがとうございます。

ケーブル製作は当社の専門外なのでご希望の様なケーブルが実現可能かどうかは分かりません。

インピーダンスMODはエフェクターに最適な入力インピーダンスを解析し
標準1MΩからLo-Z入力へとモディファイされます。
画一された値では思ったほどの効果は得られないものと考えております。

どうしても改造したくないエフェクターに関しては
別の商品の開発を検討中ですので個別にお問い合わせ下さい。
よろしくお願いします。

evaemis@power.email.ne.jp

No title

ご返答ありがとうございます。

なるほど、それぞれのエフェクターで最適な値が違っているので単純にインピーダンスを変更しても効果が得られないこともあると言う事ですね。

ありがとうございました!

No title

私はこのブログを拝見するまで、Sound stabilizerのような、Hi-ZをLow-Zに変える一般的なバッファは、エフェクターをたくさん繋ぐ人ほど効果を得られるのだと思っていました。ローインピに変換すると、ノイズに強くなり、音の劣化を防げるという話もよく聞くので、何も考えずに先頭に設置することが多かったです。
しかし、ローインピによって得られる恩恵は、ケーブルの長さによる音の劣化の防止のみで、手持ちのエフェクター全てにLow-Z受けのMODを施すなどの場合以外は、エフェクターをたくさん繋ぐことによる音の劣化は防止できないのでしょうか。
むしろ、ひとつ目のエフェクターにLow-Zで入力することになってしまい、また、スイッチOFFのバイパス時もアンプにLow-Zで入力してしまうという意味で、実は逆効果だったのでしょうか。

No title

First stabilizerについてももう少し詳しく説明していただけるとありがたいです。
先頭に繋いだ場合、ひとつ目のエフェクターにハイインピで入力できるという点ではSound stabilizerよりFirst stabilizerが勝っているのは理解できるのですが、Hi-ZはLow-Zに比べてケーブルの長さによる音の劣化があることや、Final stabilizerを使えばアンプの直前からでもハイインピにできることを考えると、ひとつ目のエフェクターにハイインピで入力できる以外にどのようなメリットがあるのかがわかりません。

あと、先頭に置いたバッファーの影響がどの位置まで及ぶのかがわかりません。例えば、First stabilizerの場合、一つ目のエフェクターから出力され、Low-Zに変換された時点でリセットされるのではなく、アンプへの入力まで何らかの効果は残り続けるのでしょうか。
Sound stabilizerの場合も、これを先頭に置いてLow-Gに変換することは、後ろに繋がれたエフェクターの出力で自動的にLow-Gにするのとは違い、また、後ろのエフェクターの出力で、何回Low-G→Low-Gの流れを繰り返しても、Sound stabilizerの効果がリセットされたり、失われたり、ということはないのでしょうか。

連続の質問になってしまい申し訳ございません・・・。

Re: No title

ご質問ありがとうございます。
バッファーに対する認識は間違っていません。
パッシブ楽器の出力は非常に微弱ですので、
バッファーを介さず一つ目のエフェクターにインプットして
「そっちの方が良かった」と感じれるエフェクターの方が少ないのではないでしょうか。

ゲルマニウムやシリコンを使ったファズ等のエフェクターは
Hi-Z入力でなければ本来のサウンドが得られない物もあります。
それ以外の物はコンプ系・歪み系・モジュレーション系・空間系を問わず、
先頭にSoundStabilizerのようなバッファーを
繋いだ方が良くなったと感じた感覚に間違いはないでしょう。

現在に至るまで「音ヤセ」に対する対策として、
・良質でクセの無いシールドとパッチケーブルを使う。
・トゥルーバイパスにする。
・ノイズが少なく安定した出力が得られるパワーサプライを使う。
・直列を極力避ける為に複数のループを備えたスイッチャーを導入する。

上記に書いたような対策を誰もが講じて来ましたが、
去年から度重なるテストを繰り返した結果「音ヤセ」の根本原因は
インピーダンスのアンマッチという結論に達しました。
またエフェクター本来のサウンドが引き出せていない原因も
インピーダンスのアンマッチだったのです。

だからわざわざエフェクターひとつひとつにインピーダンスMODを施し、
エフェクターをLo-Z受けにし且つLo-Zで動作の最適化が出来る様にした次第です。

現在EVAで組むシステムは楽器のHi-Z信号をSoundStabilizerでLo-Z化し、
エフェクターを個々にインピーダンスMODを施してLo-Z入力Lo-Z出力の串刺しにする。
そうする事で音ヤセ対策だけでなく
エフェクターが本来持っていたポテンシャルを最大限引き出せると言った、
にわかには信じられないようなシステム作りが可能になりました。

もし大阪近郊にお住まいなら一度テクニカルショップへお越し下さい。
音ヤセが無くエフェクターのポテンシャルを最大限引き出した
システムのサウンドが一体どれほどのものなのかと言うのが体感して頂けます。

Re: No title

ご質問ありがとうございます。
FirstStabilizerについてお答えさせていただきます。
一つ目のご質問と重複しますがパッシブ楽器から出力される信号は非常に微弱です。
これをただバッファーやエフェクターに繋いでも直接アンプに繋いでも、
楽器からの信号が100%引き出されていたわけでは無いと言う事です。

FirstStabilizerの最大の効果は今までのバッファーや接続方法では
決して引き出す事の出来なかったサウンドを根こそぎ引っ張り出す事が出来る。
この効果こそがFirstStabilizerが他に比較する物が
存在しない唯一の製品だと自信を持って言えます。

一般的なエフェクターシステムの先頭に繋ぐだけで、
音の初速が速くなりボディ鳴りや巻弦の立体感やタッチ・ニュアンス共
今まで聞こえていなかった部分まで引き出されます。
この効果は後に接続するエフェクター間でインピーダンスのアンマッチが
起こっても相殺されて無くなってしまう訳ではありません。

各種Stabilizer導入のおすすめ順番としましては、
まずSoundStabilizerで楽器信号をLo-Z化し、
接続するエフェクターをインピーダンスMODしてLo-Z信号で串刺しにする。
ここまでで効果絶大なのでもうこれでいいと思われるかもしれません。

FirstStabilizerとFinalStabilizerの導入は
どちらの効果に重きを置くかで選択するべきでしょう。
先述したFirstStabilizerの効果を優先するか、
FinalStabilizerを使って最終段であるエフェクターとアンプの
インピーダンスマッチングを図った上で音の太さと立体感を増幅し橋渡しするか。
これはプレイスタイルやサウンドメイキングの傾向で判断が決まるかと思います。

現在お使いのシステムでの最適な製品や順番などは、
システム詳細をお知らせいただければ個別にご相談承れます。
下記メールアドレスまでお気軽にお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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