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1台限りの販売!Bogner Alchemist専用アンプコントロールユニット

ギターアンプ「Bogner Alchemist」比較的購入し易い価格帯で人気のアンプです。

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しかしアンプのコントロールを外部から行うには

専用フットスイッチのみでしか出来ません。

フットスイッチとアンプの切り替え信号の関係は電圧制御ですので、

フットスイッチ以外で外部コントロールシステムを構築するのが困難です。

そこで製作されたのが「Bogner Alchemist専用アンプコントロールユニット」です。

P1050362.jpg

外部からのラッチ信号をコントロール電圧に変換して

アンプへコントロール信号を送るユニットです。

・アンプチャンネル切り替え
・ブーストON/OFF
・内蔵ディレイON/OFF
・内蔵リバーブON/OFF

以上4つの切り替えがフットスイッチ以外でコントロール可能になります。

4つのコントロールはそれぞれ独立した入力端子を持っていますので、

コントロールしたい端子だけ繫げば外部コントロール可能です。

P1050361.jpg

本ユニットとアンプへの接続は一般的なXLRケーブルで接続します。
※XLRケーブルは付属しておりません、必要な長さのケーブルを別途購入願います。

本ユニットへの電源供給はアンプ側から行われます。

万が一動作が不安定になった時などのためACアダプターが付属します。

P1050359.jpg

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P1050364.jpg

接続例として例えばFREE THE TONE製「ARC-3」」の

LATCH/MOMENTARY CONTROL端子から切り替えが可能。
※別途TRS⇔TS Y字ケーブルの購入が必要

BOSS製「ES-8」のEXT CTL端子からの切り替えが可能。
※別途TRS⇔TS Y字ケーブルの購入が必要

RJM製「SWITCH GIZMO」を使用しての切り替えが可能。
※「AMP GIZMO」は7PIN DIN端子なので変換ケーブル製作が必要です。

その他外部ラッチコントロール出力端子を持った

コントローラーであれば同様の制御が可能です。


本体サイズ 横幅145ミリ・奥行120ミリ・高さ41ミリ(突起物含まず)

販売価格 税込み32,400円

今回特注品として製作しましたがキャンセルの為、1台限りの販売となります。

今後同じ物を同じ価格で製作する事は出来ません。

持ち込まれたBogner Alchemist 1台からデータ解析をしておりますので、

マイナーチェンジ等でコントロール系統が変わっている場合等考えられます。

本ユニットを使用しコントロール不可だった場合は返品を受け付けさせて頂きます。

代わりの物を同じ価格で製作する事は出来ませんので

予めご承諾頂いた方にのみ販売させて頂きます。


ご購入に関する詳細な打ち合わせ等はメールのみでの対応となります。

ご自身のコントロール機器やその他ご質問など詳細を明記の上

下記アドレスまでお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp
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特注品「Maestro Oberheim Ring Modulator RM-1A」

P1050313.jpg

今回もマニアックな特注品のご紹介です。

現在大変入手困難な「Maestro Oberheim Ring Modulator RM-1A」のサウンドを

可能な限り再現してほしいとのご依頼です。

パッ調べただけですが中古品を販売している所はebay含めても見当たりませんでした。

あったとしてもかなりの高額らしいですね。

今回も前回製作した「Harmonic Clipper & Booster Kustom K200A Type」同様、

当時の回路図を基に忠実にサウンドを再現するべく設計開始。

パーツ類も可能な限り当時の物を世界中から集める所からスタートしました。

入出力ジャックやフェーダーやピンスイッチの位置なども

オリジナルに近い配置としております。

P1050311.jpg

フェーダーは左から「PITCH」「VOLUME」「MODULATION」

ピンスイッチは左側「PITCH LANGE」右側「MODULATE」

ジャックの左側「PITCH PEDAL INPUT」右側「MODULATION PEDAL INPUT」

全く当時の回路を踏襲しているので外部からのペダルコントロールをするには、

当時のペダルか現行のボリュームペダルなどを専用に改造する必要があります。

P1050310.jpg

背面ジャック左側から「AMP」出力端子、

「OSC.OUT」「EXT.CARRIER」、

「INST.」入力端子

オレンジのスイッチが電源スイッチです。

「OSC.OUT」は外部機器のオシレーターをコントロールする端子、

「EXT.CARRIER」は外部機器からオシレーターをコントロールする端子です。


オーナー様はB3オルガンなどに繫ぎ

ジョンロードサウンドを再現したいとのご希望でしたので、

ギタリスト目線で使おうとすると足でコントロール出来ない。

このまま使うのは難しそうです。

ブログ管理人はこの手の「飛び道具」を使いコナすのが本当に苦手なので、

ギターを繫いでならしてみても扱い切れませんでした。

ただ変化も強烈でサウンドが太くギタリスト用に

コントロール系を見直せば素晴らしい「飛び道具」となるでしょう。

YOUTUBEには本物も含めてクローン製品などの動画があるので色々見てみました。

ギターエフェクターとしてのリングモジュレーターは

やはり入力インピーダンスがHi-Zのためか、

どれも音が軽く感じられローからグワッと変化するような

重みのある音が見当たりませんでした。

ユニヴァイヴ系クローン製品も入力インピーダンスがHi-Zの時点で音が軽い。

底からかき回すようなグワングワン回る水中サウンドが出ない。

「これは良い」と思った製品は調べてみると入力インピーダンスが

オリジナルと一緒でLo-Zにしてあるんですね。

いくらオリジナル回路を精査してパーツを厳選しても

何か違うと感じる理由がここにあります。


話が逸れてしまいましたが今回ご紹介したリングモジュレーターはオーダー可能です。

ギターエフェクターとして使いたいなどのご相談も承れます。

興味ある方は下記アドレスまでお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp
プロフィール

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Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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