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ギガマウス

ギガマウスのギタリスト、ユッキー氏から連絡いただけたのが2月だったと思います。

「ツアーで大阪に行くの機材の位相を調べてほしい」

「バンドごと行くのでスタジオを押さえてもらいたい」

機材の位相を調べる事は多々ありますがバンドでご来店は珍しいです。

即いつもお世話になっているスタジオに予約を入れました。

しかし途中機材車にトラブルがあったりで2時間以上遅れたので

今日はもう来ないかなと思っていたら無事到着されました。

スタジオの都合もありたった1時間しか入れず機材もフルセットだったので

音出し出来た時間帯は30分もなかったと思います。

バタバタしながら位相を調べてその後店舗に戻り夜遅くまで色々お話しました。

その日はギター用にPHC-2、ベース用にBPHC-1を貸し出しさせていただき

しばらくライブで使ってみてそれからどれを導入するか考えようと言う事になり、

その後システムに組み込まれたのがPHC-VIC EXTとBPHC-1です。

ギタリスト ユッキー氏のボード
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PHC-VIC EXT
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ご来店以前から導入いただいていたLo-Z to Hi-z Converter
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ファズ用にファズの直前でインピーダンスをHi-Zに変換しています。


ベーシスト seiya氏のアンプシステム
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2PhaseControl D・I BPHC-1
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リリースされたばかりのニューアルバム「Super Strong Magnets」の

レコーディングではエンジニアさんと位相チェックを徹底して行ったそうです。

じっくり聞かせていただきましが全13曲バッチリ位相が整えられていました。


プレーヤー個人だけでなくバンド一体でのこういった取り組みは本当に嬉しいです。

その真摯な姿勢を目の当たりにするとこちらも断然応援したくなります。

ライブをまだ観れていないので次回大阪であれば是非観てみたいです。


機材の位相チェックは事前予約さえあれば無料で診断させていただいてます。

フルセット機材持込はもちろんバンド全体となればスタジオも押さえます。

位相を調べずに音ヌケに悩んで機材をとっかえひっかえし散財する前にご相談下さい。

デモ機の貸し出しも行っております。

お電話または下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。

evaemis@power.email.ne.jp
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プリアンプ・アンプの改造について

最近プリアンプ・アンプの改造メニューが好評でコンスタントに依頼をいただいております。

Marshall JMP-1 & JFX-1
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両機共INPUTをインピーダンスMODしJMP-1はReturn入力も同じく改造。

非常に珍しいJFX-1との組み合わせでのインピーダンスマッチングは完璧です。


SOLDANO SP-77Ⅱ
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G-SYSTEMとのセットでインピーダンスMODに加え

SP-77ⅡのEQ周波数のポイントも見直しEQシフト改造も施しました。

後日オーナー様から非常に満足いただけた旨の嬉しいメールをいただきました。


FUCHS OVERDRIVE SUPREME50
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当初ポイントトゥポイント改造もご希望されていましたが複雑な構造上お断りさせていただきました。
(金額度外視すればお受け出来ない事はありません)

INPUTのインピーダンスMODとEQシフト改造を施させていただきました。

高域特性が大幅に改善され「この質感のクリーンが欲しかった」とお喜びいただけました。


FENDER SUPER-SONIC
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INPUTとReturn端子のインピーダンスMOD、EQシフト改造に加え

一部ポイントトゥポイント改造も施しました。

ノーマルでも悪くは無いんですがどのMODE・CHANNELも物足りなさが・・・。

しかし一連の改造で化けました。よりFENDERらしさが増した感じです。

Reissueでも無い新機種でこの質感が得られたのは非常に収穫でした。

動画は前半VIBROLUX MODE、後半BASSMAN MODEです。

FENDER STRATCASTERとPHC-VICとボリュームペダルのみ使っています。

Fender Super-Sonic EVA Modify

後半BASSMAN MODEの時のみボリュームペダルを使ってゲインコントロールしています。

この質感のクリーンと歪むか歪まないかギリギリのパンチィなサウンド、

この双方ともノーマルでは出せなかった質感と出音の速さが得られました。

次にWashburnN4、PHC-VICのみでVIBROLUX MODEフルテン。

Fender Super-Sonic EVA Modify WashburnN4→PHC-VIC→VibroluxChannel

INPUTインピーダンスMODにより音の芯がしっかり出るので低音がブーミーにならず

高域がトッ散らからずツン裂くイヤな周波数帯が出ません。

改造間もないのでまだ硬さがありますがしばらく経つとサウンドが解れてきます。

当初純正スピーカーのCELESTION VINTAGE30で

良いクリーンが出るか少し不安でしたが杞憂でした。

ノーマルのEQポイントを少しズラして絶妙の周波数を突いてあげる、

これが非常に重要です。

SUPER-SONICがモディファイ出来た事でモディファイ可能機種の幅が広がりました。

ポイントトゥポイントが出来なくてもインピーダンスMODとEQシフトでこの質感に近づけます。


オマケで同様に改造したMarshall 1959 Reissueでのサウンド。

Marshall 1959 Reissue EVA Modify + BOSS SD-1 EVAMOD
WashburnN4、PHC-VIC、BOSS SD-1 EVAMODのみ使っています。

SD-1で少し歪みを足しただけでこのサウンドには自分でも驚きました。

このヒリヒリ感は基盤を使ったReissueではなかなか出せないですし、

ハイゲイン改造を施しただけで出るサウンドではありません。


この記事に関するお問い合わせや、

ご自身のアンプやプリアンプが改造可能かなどのお問い合わせは下記アドレスまで。

evaemis@power.email.ne.jp
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Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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