アンプインプットのインピーダンスMOD
9月の記事で紹介したJVM410HアンプインプットのインピーダンスMOD。
それに続き「PEAVEY ROCKMASTER」プリアンプと

「T.C.electronic G-SYSTEM」を組み合わせ

4ケーブルメソッドのシステムを組むためにインピーダンスMODさせていただきました。
ROCKMASTERはラックに組み込んで配線し易いよう
背面の使わない端子をLo-Z専用入力として改造させていただきました。

フロントパネルのノーマル入力はそのまま使えるので
Hi-Z・Lo-Z両方のインプットを使い分けする事も可能です。
改造後のテストで実際に4ケーブルメソッドで配線し音を出してみた所、
音にダイレクト感があってすごく自然な弾き心地。
G-SYSTEMと組み合わせ4ケーブルメソッドで
10数メートルもシールドを引き回しているとは思えない。
やはりこれはどう考えても「アリ」だ。理にかなっている。
そこで更に追求していくべく店頭のアンプ2台共インプットをインピーダンスMOD。

FENDER VIBROVERB

PEAVEY 5150Ⅱ
2台共ノーマルインプットと比較出来るようにしてあります。
まずVIBROVERBで弾いた印象、ギターとアンプの間にはPHC-VICのみ。
ROCKMASTERで感じた印象そのまま、
ギターとアンプが直結されているかのようなダイレクト感。
ノーマルインプットに繋ぎ変えてギターを直で入れて弾いてみる。
う~ん・・・か細い。音に剛性感が無くピッキングをした瞬間の力が四散しているかのよう。
次はLo-Zインプットに繋ぎ変えPHC-VICとアンプの間に
インピーダンスMODを施したMarshall Guv'norを入れて試奏。

ストラトのリアでも断然太いガツンとした骨太のドライブが得られる。
再びノーマルインプットに繋ぎ変えて弾いてみるものの
一番美味しいミドルの辺りがやはり四散して纏まりがないように聞こえる。
インピーダンスが合わない事でローがカットされるだけで無く
音のフォーカスがボヤけてしまうんだと言う事が分かりました。
次に5150ⅡとG-SYSTEMでの4ケーブルメソッドでの検証。
まずノイズが劇的に減った事、これだけでもやった甲斐があったと感じました。
クリーンチャンネルはよりクリーン度が増した上にガツンと太く変化、
クランチチャンネルとリードチャンネルはノイズレベルが下がった事で
空間系の余韻がより美しい響きになっており機材のグレードを上げたかのよう。
ボリュームの追従性も良くなっている。
インピーダンスMODを始めた頃の記事でインピーダンスが合わない事で
僅かに音が歪んで聞こえると書いたと思うのですが、
インピーダンスマッチングを完璧にする事で
エフェクターやアンプで作る以外の余分な歪みを除去出来ます。
語弊があるかもしれませんが
「非常にクリーンなドライブサウンド」
を作り出す事が可能になります。
ハイゲインにしても耳障りな成分の歪みが無い上に
骨太さが追従してくるのでツブれないし破綻しません。
非常にシンプルなVIBROVERBでのテストと
5150ⅡとG-SYSTEMを組み合わせた
4ケーブルメソッドでのテストを終えて感じたのは
一旦信号をLo-Zに変換した後はLo-Zで受けLo-Zで出す、
全てのインピーダンスマッチングを図る事でシンプルなシステムであろうが
大規模なシステムであろうがピッキングのダイレクト感やタッチ・ニュアンスを
全く損なう事なくシステムが構築可能だと言う事でした。
最近GT-100などのマルチとアンプを絡めた4ケーブルメソッドの相談が多いのですが、
常にマイアンプを使う前提なら迷わずアンプもインピーダンスMODするべきでしょう。
他のエフェクターを使わないならマルチとアンプに手を入れて
スタビライザーと組み合わせるだけで完璧な
インピーダンスマッチングのシステムが構築出来ます。
この記事で書いたようなサウンドがいとも簡単に再現出来てしまいます。
ROCKMASTERとG-SYSTEMのモディファイをご依頼いただいた
PON HALEN様のブログもぜひご一読下さい。
http://blog.ponhalen.com/
GT-100を使った4ケーブルメソッドなどのレポートも充実しています。
ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで
evaemis@power.email.ne.jp
それに続き「PEAVEY ROCKMASTER」プリアンプと

「T.C.electronic G-SYSTEM」を組み合わせ

4ケーブルメソッドのシステムを組むためにインピーダンスMODさせていただきました。
ROCKMASTERはラックに組み込んで配線し易いよう
背面の使わない端子をLo-Z専用入力として改造させていただきました。

フロントパネルのノーマル入力はそのまま使えるので
Hi-Z・Lo-Z両方のインプットを使い分けする事も可能です。
改造後のテストで実際に4ケーブルメソッドで配線し音を出してみた所、
音にダイレクト感があってすごく自然な弾き心地。
G-SYSTEMと組み合わせ4ケーブルメソッドで
10数メートルもシールドを引き回しているとは思えない。
やはりこれはどう考えても「アリ」だ。理にかなっている。
そこで更に追求していくべく店頭のアンプ2台共インプットをインピーダンスMOD。

FENDER VIBROVERB

PEAVEY 5150Ⅱ
2台共ノーマルインプットと比較出来るようにしてあります。
まずVIBROVERBで弾いた印象、ギターとアンプの間にはPHC-VICのみ。
ROCKMASTERで感じた印象そのまま、
ギターとアンプが直結されているかのようなダイレクト感。
ノーマルインプットに繋ぎ変えてギターを直で入れて弾いてみる。
う~ん・・・か細い。音に剛性感が無くピッキングをした瞬間の力が四散しているかのよう。
次はLo-Zインプットに繋ぎ変えPHC-VICとアンプの間に
インピーダンスMODを施したMarshall Guv'norを入れて試奏。

ストラトのリアでも断然太いガツンとした骨太のドライブが得られる。
再びノーマルインプットに繋ぎ変えて弾いてみるものの
一番美味しいミドルの辺りがやはり四散して纏まりがないように聞こえる。
インピーダンスが合わない事でローがカットされるだけで無く
音のフォーカスがボヤけてしまうんだと言う事が分かりました。
次に5150ⅡとG-SYSTEMでの4ケーブルメソッドでの検証。
まずノイズが劇的に減った事、これだけでもやった甲斐があったと感じました。
クリーンチャンネルはよりクリーン度が増した上にガツンと太く変化、
クランチチャンネルとリードチャンネルはノイズレベルが下がった事で
空間系の余韻がより美しい響きになっており機材のグレードを上げたかのよう。
ボリュームの追従性も良くなっている。
インピーダンスMODを始めた頃の記事でインピーダンスが合わない事で
僅かに音が歪んで聞こえると書いたと思うのですが、
インピーダンスマッチングを完璧にする事で
エフェクターやアンプで作る以外の余分な歪みを除去出来ます。
語弊があるかもしれませんが
「非常にクリーンなドライブサウンド」
を作り出す事が可能になります。
ハイゲインにしても耳障りな成分の歪みが無い上に
骨太さが追従してくるのでツブれないし破綻しません。
非常にシンプルなVIBROVERBでのテストと
5150ⅡとG-SYSTEMを組み合わせた
4ケーブルメソッドでのテストを終えて感じたのは
一旦信号をLo-Zに変換した後はLo-Zで受けLo-Zで出す、
全てのインピーダンスマッチングを図る事でシンプルなシステムであろうが
大規模なシステムであろうがピッキングのダイレクト感やタッチ・ニュアンスを
全く損なう事なくシステムが構築可能だと言う事でした。
最近GT-100などのマルチとアンプを絡めた4ケーブルメソッドの相談が多いのですが、
常にマイアンプを使う前提なら迷わずアンプもインピーダンスMODするべきでしょう。
他のエフェクターを使わないならマルチとアンプに手を入れて
スタビライザーと組み合わせるだけで完璧な
インピーダンスマッチングのシステムが構築出来ます。
この記事で書いたようなサウンドがいとも簡単に再現出来てしまいます。
ROCKMASTERとG-SYSTEMのモディファイをご依頼いただいた
PON HALEN様のブログもぜひご一読下さい。
http://blog.ponhalen.com/
GT-100を使った4ケーブルメソッドなどのレポートも充実しています。
ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで
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