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インピーダンスMODについて Part④

POD HD500をインピーダンスMODして得られたシュミレーターの可能性

P1030574.jpg

POD HD500をMODするきっかけになったのはSHINJI氏との電話からでした。

「PODを使ってRECする事もあるがサウンド面でもう少しなんとかならないものか。」

この問いに関しては既にインピーダンスMODを始めていたので、

PODもインピーダンスMODすればかなり良くなるだろうと思いました。

その前にPOD HD500の説明書を読むと入力インピーダンスが変えれるとの事。

上は3MΩから下は22kΩまで。

本当にそうならMODしなくても22kΩにして手前にSoundStabilizer繋げばOKかも。

とりあえず送ってもらってこちらで色々テストしてみた結果、

入力インピーダンスを変えてもこちらが思っているような変化ではない。

まずPOD入力部分のバッファーを通過しその後に

インピーダンスを変化させるセクションに信号が入るので、

結局POD自体はHi-Z入力で他のエフェクターと同じでした。

ノーマルの状態で色々サウンドチェックしてみましたが、

やはりシュミレーター感ありありで個人的には苦手なサウンド。

昔の物に比べればギターボリュームの追従性は良くなっていると思いました。

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さてインピーダンスMOD後の変化について。

正直言って別物になります。

インピーダンスMODで最大の衝撃でした。

シュミレーター臭さが消え実物のアンプをイジって音作りしている感覚になります。

店頭にあるTAPCOのモニタースピーカーからリアルなアンプの音が出ました。

ここで言うアンプの音と言うのは実物のアンプから出ている音と言うより、

キャビネットシュミレーターやマイクシュミレーターを通した音は

CDで聞いてきた名機・名演の音と表現した方がいいでしょう。

面白いように音が作れるのでこれは買わねばと思い即POD HD400を購入!

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こちらはインピーダンスMODを施し店頭デモ用として常備しているので試奏可能です。

今までアンプシュミレーターで感じていた違和感。

弦のゲージが一回りも二回りも細くなったような印象や

実際のアンプで音作りしている時とのギャップは解消出来ました。

レースゲームをモニター越しにコントローラーで操作していた感覚から、

実際にクルマに乗り込んでドライビングする感覚ですね。

G-SYSTEMの時に書きましたがデジタルエフェクターのインプットバッファーの働かせ方と

インピーダンスアンマッチの問題をクリアしない限り「違和感」は続くでしょう。



インピーダンスMODしたPODをライブで使うとなればアンプに繋いで鳴らすより、

XLRキャノン端子を使ってそのまま卓へ送るのがベストでしょう。

ギターアンプへ繋いでしまうとまたそのギターアンプの個性とぶつかるので、

作り込んだ音とのギャップを埋めるのに苦労してしまうと思います。

とにかくライブやレコーディングでいかにもシュミレーターで作りました的な

サウンドからは脱皮出来ると思います。

デモ機も用意していますのでご来店頂ける方は是非体感してみて下さい。


お問い合わせやご来店のご予約は下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

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インピーダンスMODについて Part③

G-SYSTEMをインピーダンスMODするに至った経緯とその結果

P1030609.jpg

STRYMONやZOOMのデジタルエフェクターをインピーダンスMODを施して

一番感じたのがデジタルエフェクターの

インプットバッファーの動作の最適化でサウンドが化けると言う事でした。

どうやればその最適化が出来るかなどは話題になった事もなかったのではないでしょうか。

説明書通りに繋げばそれが最適化であってそれ以上もそれ以下も無い。

G-SYSTEMも他のエフェクター同様入力はHi-Z1MΩです。

EVAでは「FirstStabilizer」がギターの微弱なHi-Z信号を

Hi-Zのままより強く押し出す事が出来るアイテムとして

システム製作の上で重要な役割をしています。

G-SYSTEMでデモシステムを組む上でもちろん

「FirstStabilizer」は欠かせないアイテムです。

これを繋ぐだけで立ち上がりは速くなり、

デジタルエフェクターの平面的なサウンドに立体感を与えてくれます。

G-SYSTEMのINSERT出力には「FinalStabilizer」を繋ぎアンプへ入力、

アンプのSEND/RETURNは再びG-SYSTEMの空間系セクションが入ります。

これでギターからアンプのSEND/RETURNを含め

インピーダンスマッチングは全て取れている状態です。

この状態でG-SYSTEMのLOOP(SEND/RETURN共Lo-Z)

①~④にインピーダンスMODをした

お気に入りのコンパクトエフェクターを入れれば完璧じゃないか。

確かに各エフェクターはより太く効果的に掛かるようになりました。

ただこのエフェクターをG-SYSTEMから外し、

SoundStabilizer」を先頭にし

直列接続して鳴らした方がより太く効果的に使えるのです。

何故なのか?

G-SYSTEMの入力までのインピーダンスマッチングを考えると「FirstStabilizer」を

繋ぐ以外では他に最適化する方法は無い。

例えば「FirstStabilizer」→「HighGradeStabilizer」と繋いでも

G-SYSTEMのインプットでインピーダンスアンマッチが起こるので効果的ではありません。

G-SYSTEMのINPUT→FILTER→COMP→LOOP

までの間で音が変化し音ヤセしてしまっている。

その変化と音ヤセは「FirstStabilizer」の

より強いHi-Z信号をもってしも解消出来ていなかったのです。

そこでSTRYMONやZOOMのデジタルエフェクターを

インピーダンスMODして得られた劇的な効果を考えると、

デジタルエフェクターはいくら強いHi-Z信号で押してもまだ足りない。

ましてや普通のバッファーやブースターではインピーダンスアンマッチを起こすだけで、

少し変わった気がする程度か歪んでしまうかで根本解決にはなりません。

そこでG-SYSTEMの入力そのものをLo-Z化し

「SoundStabilizer」でLo-Z化したギター信号を押し込む事により

G-SYSTEMのインプットバッファーを覚醒させる事が出来ると確信しました。

結果は大成功。

ボディの鳴りや弦の振動やゲージの太さそのままが

G-SYSTEMを介してアンプからアウトプットされます。

LOOPセクションに組み込んだインピーダンスMODされた

エフェクターは直列接続時と遜色無く動いてくれます。

おそらくG-SYSTEMオーナーの多くはLOOPセクションに入れた

エフェクターのサウンドに不満を持っておられるのではないでしょうか。

とくにドライブペダルのサウンド。

G-SYSTEMの多機能や利便性と引き換えで

これは仕方の無い事だと諦める必要はなくなりました。

G-SYSTEMそのものをインピーダンスMODしシステム先頭に「SoundStabilizer」、

LOOPセクションにはインピーダンスMODしたエフェクター群を組み込めば完璧です。

G-SYSTEMの多機能や利便性と共に理想とする

ドライブサウンドを含めたシステムが構築出来ます。

このG-SYSTEMとPEAVEY5150Ⅱを組み合わせた

デモシステムはご来店いただければいつでも試奏出来ます。

G-SYSTEMには入力が2系統あるのであえて片方はノーマルのままにしてありますので、

インピーダンスMODの効果はその場でその変化を体感出来るようにしております。


改造に関しましては以下の点ご了承願いします。

・メーカー製品は改造する事により以後の修理はメーカー保障を受ける事が出来ません。
保証期間内の物は保証が受けれなくなります、故障時は弊社にご相談下さい。
・改造後元に戻すことは出来ますが費用が発生致します。
・内部メモリーのセーブ、ロードは行いません。お客様にてメモリーの管理をお願いします。
・改造が原因で発生した故障は無償で行いますが、
これ以外が原因で改造後発生した修理は有償となります。

新製品2機種のご案内

今回ご紹介させていただく新製品2機種はどちらも

インピーダンスマッチングを研究している一連の流れで生まれた製品です。

CompactSound Mixer SMX-C1

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アンプエフェクトループにコンパクトエフェクターを入れるスタイルに合わせて考案しました。

INPUT:Lo-Z
OUTPUT:Lo-Z
SEND:Hi-Z
RETURN:Lo-Z

詳しくはリンク先のEVAのサイトに説明しております。

とにかくディレイやリバーブを入れたいけど音ヤセするから敬遠していた、

などというお悩みをお持ちの方におすすめです。

基本的にバッファードバイパス専用でミキサー内には1個のエフェクターしか入れれません。

2個3個と入れても鳴りますがエフェクト間の

インピーダンスが合わなくなるのでおすすめ出来ません。

最近は空間系マルチ的なコンパクトエフェクターが出ているので

1個しか入れれなくても困らない組み合わせも可能です。

内部トリムでブレンド具合を調整出来ます。

アンプエフェクトループだけでなくエフェクトボードでも

アイデア次第で有効活用出来ます。


Stabi & Phase PHC-2I


P1030575.jpg

実はこの新製品、現在製作中TOKIE氏の2つ目のエフェクトボードを

構築する上で必要に迫られ急遽製作された物です。

インピーダンスマッチングを考える上でまず楽器本体の信号をロス無く受ける。

ベースの場合はパッシブ・アクティブの使い分けや、

ベース入れ替えで変わってしまう位相を整える必要があります。

1台でこの役割を果たす為に考え出されました。

ただこんな便利な製品をこの1台限りにしてしまうのは

もったいないのでラインナップに加えた次第です。

インピーダンスMODについて Part②

とくに印象に残ったインピーダンスMODエフェクターのインプレッション


IBENEZ TS-9シリーズ

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ハイインピーダンス入力でしか本来の音が出せないエフェクター、

シリコンやゲルマニウムを使ったファズなど以外のドライブペダルは

インピーダンスMODをした方が圧倒的に音が太くなります。

パッシブギターを直に入力すればインピーダンスはマッチングしているのですが、

パッシブピックアップの出力ではエフェクター本来の太さを出すだけの力が足りない。

前段にブースターを入れてゲインを稼いで入力してもインピーダンスアンマッチが

起こるので低音が減衰してしまいます。

ゲインを上げずに信号を強く出来るスタビライザーなどのバッファーで

インピーダンスMODしたドライブペダルを繋ぐのが信号のロス無く

ドライブさせる事が出来る理想的な方法だと体感出来ました。

インピーダンスMODしたドライブペダルは後に記事にする

G-SYSTEMやPOD HD500などでも大いに役立つ事になります。


TECH21 SANSAMP

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そのまま使ってもドライブペダルの太さが出せない理由はTS-9と同じです。

ベース用ドライブペダルの定番であるSANSAMPをインピーダンスMODする事によって

ベース弦のゲージの太さを維持したままSANSAMPの音色でコーティングした様な

理想的なベースの歪みを見つけれた気がしました。

インピーダンスアンマッチで痩せてバキバキ鳴るだけのSANSAMPとはおさらばです。

バイパス音は少し変わりますがアメリカンな明るい音色になります。

もちろん音ヤセはありません。


Electro-Harmonix POG2

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飛び道具系のPOGをインピーダンスMODしたらどうなるのか、

興味津々のエフェクターのひとつでした。

ノーマルの時はこんなもんだと思って使っていた印象とガラッと変わります。

まず音の追従性が格段に速くなる、ノーマルではこんなに鈍くさかったのかと。

オクターブ間の音の濁りや滲みが無くなってより美しい響きに聞こえます。

浅く掛けるだけでも充分効果的なサウンドとして使えるようになります。

DETUNEのような微妙な変化も明瞭になりました。


ZOOM MS-70CDR

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非常にコストパフォーマンスに優れ、モジュレーションと空間系に特化し、

内部で複数台繋ぐ事も可能な素晴らしいコンセプトのエフェクターです。

「空間系これ1台でいけるやん!」

と胸躍らせて購入した方も多いのではないでしょうか。

しかしデジタルエフェクター全般に感じるのですが、

音ヤセはもちろん原音とエフェクト音の乖離が著しい。

この現象は演算能力を高めてスペックを上げても解決されません。

インピーダンスが合っていない事が一番の原因だったんだと実感出来た1台でした。

インピーダンスMODして弾いてみるとそのプリセット優秀さが面白いように分かります。

持ってるエフェクターや持ってたエフェクターのプリセットなどは

「おぉー似てる似てる!」とテンションも上がります。

このエフェクターで得られた感覚がG-SYSTEMやPODなどの

フロアマルチやアンプシュミレーターのポテンシャルを

一段と引き出せると確信出来た印象深いエフェクターでした。



今回はここまでです。

また印象深いエフェクターは随時こちらで紹介していきます。

インピーダンスMODについて Part①

当社WEBサイトに専用コーナーが開設されましたのでそちらも合わせてご参照下さい。

初めてインピーダンスMODの記事を書いてから数々のエフェクターをMODしました。

アナログ・デジタルを問わず最近ではG-SYSTEMやPOD HD500のような

フロアマルチエフェクター・アンプシュミレーターまでMODを行い試験しました。

それらの結果を踏まえてインピーダンスアンマッチで起こる弊害と

インピーダンスMODでしか得られないメリットをまとめてみました。

「インピーダンスアンマッチで起こる弊害」

大前提として所謂「音ヤセ」とはインピーダンスアンマッチが根本原因である。

・低音域が減衰してしまう

・弦と弦の間の音が濁り和音の纏まりがなくなる

・僅かながら歪んでしまっている(強くピッキングした時が顕著)

・倍音構成が乱れる、結果ハウリングなど原因になっている

・エフェクトを浅く掛けると存在感が無く、深く掛けると嫌味になりフレーズが埋もれる

・デジタルエフェクターでは反応が遅くなり追従性が悪くなる

・原音とエフェクト音の乖離が生じる

上記の弊害が解消された上で、
インピーダンスマッチングさせる事でしか得られないメリット


・エフェクターを直列に繋いでも大丈夫なシステム構築が出来る

・複数のエフェクト音が見事に混ざり合いまるでひとつの
エフェクターの様なサウンドの一体感が生まれる

・アナログとデジタルの融和、水と油のようなこの信号が双方の良さを活かした上で
ひとつのサウンドとして纏め上げる事が出来る

・倍音構成が整頓され和音では非常に綺麗な倍音を含んだサスティンが得られる
クリーンの和音ではShimmerModeのような感じで減衰していく
歪んだサウンドではサスティンが最終的に綺麗なフィードバックになる

・エフェクターのバイパス音は音ヤセでは無く個性として捉える事が出来、
かえってオンとオフの音の差が無く自然な繋がりが得られる
トゥルーバイパスと言われているエフェクターの中にも
かなり劣化している物があると良く分かるようになります



以上のようなメリットを体感するにはギターからアンプのインプットまで

エフェクターのインピーダンスを整えてあげる必要があります。

例えば数あるエフェクターのひとつだけMODしても

その効果は半減しますので必ず事前にシステムの全容をお聞かせ下さい。

いきなり全部とは予算的に難しい場合でも効果的な順序があります。

今後は以下の様な記事を予定しています。

インピーダンスMODについて Part②
とくに印象に残ったインピーダンスMODエフェクターのインプレッション

インピーダンスMODについて Part③
G-SYSTEMをインピーダンスMODするに至った経緯とその結果

インピーダンスMODについて Part④
POD HD500をインピーダンスMODして得られたシュミレーターの可能性

インピーダンスMODについて Part⑤
ベーシストにとってのインピーダンスMOD

以上のような内容を予定しています。

インピーダンスMODに関するお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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