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機材位相チェック

2月21日Baroqueのギタリスト、圭氏が急遽ご来店。

機材フルセットを持ち込んでいただきギターテックの方ご協力の元

各機材ひとつひとつ位相チェックをしました。

ヘッドアンプ・エフェクトラックシステム・ペダルボード全てセットアップし、

CAJ RS616からプリセットを呼び出し入念にチェック開始。

まずはヘッドアンプ「EVH 5150Ⅲ」

P1030343.jpg

調べた所 CLEAN・CRUNCH・LEAD、全チャンネル逆相で

チャンネル切替による位相反転が起こらない珍しいアンプです。

沢山のアンプの位相を調べてきましたが全チャンネルで位相変化が

起こらないのはこの 5150Ⅲ と SPLAWN QuickRod だけですね。


エフェクトボード①

P1030337.jpg

コンプレッサーとフェイザーがエフェクトON時位相反転する事が分かりました。

チェックついでにSS-2Iでインピーダンス切替によるサウンドチェックも行いました。


エフェクトボード②

P1030344.jpg

ワーミーがエフェクトON時位相反転、ワウペダルは問題無し。

ワウペダルで位相反転しない物も非常に珍しいです。

過去のデータでは同じIBANEZ WH10もそうでした、

インダクターを使わない独自の方式だからでしょうか。


ラックシステム

P1030341.jpg

EVENTIDE ECLIPSE と TIMEFACTOR 、WETサウンド用KOCHパワーアンプどれも問題無し。


結果、コンプ・フェイザー・ワーミーがプリセットの中で位相反転が起こる原因でした。

圭氏が今まで感じて来られた、このプリセットの時は音が抜ける抜けないの感覚と

位相を調べた結果が見事に合致しました。

その対策としてラッチ信号を受けて位相がコントロール出来る

PHC-2F EXT-Controlをその場で組み込んじゃいました。

ラッチ信号はRS616から直接送れるのでアンプ・ラック・各エフェクター・位相を

RS616で全て一括してコントロール出来ます。

PHC-2FはLo-Z入力専用です、ワイヤレス受信機から送られるLo-Zに変換された

ギターサウンドを受けるにはインピーダンスを考慮するとベストマッチです。


あとはギター・エフェクトシステム・アンプの組み合わせで変わる

位相を考慮しながらプリセットをセッティングし直せば完了です。


今回のご来店はツアーで来阪されたこの機会にと言う事でした。

位相をバッチリ合わせたシステムの出音の感想は

また是非聞かせていただきたいですね。


機材の位相チェックはご予約いただければ無料でさせていただきますので、

遠方の方もこういった機会あれば機材まるごと持ち込んで下さい。
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特注品 「Backinger Pro」

BackingerProの特注品のご紹介です。

アンプのボリュームを最大限おいしいポイントまで上げつつ

適正な音量に下げる事の出来る新発想のアッテネーターです。

BakingerProはそのボリュームを2つ搭載し外部コントロールで切替る事が出来ます。

バッキングとソロの音量をスイッチひとつで切替が出来るのです。

今回ご指定いただいた内容は入出力ジャック位置の変更、

専用フットスイッチの製作と本体LEDとの連動です。

P1030326.jpg

P1030329.jpg

フットスイッチLEDの電源は本体からTRSフォンケーブルを介して供給されるので

フットスイッチLED用に電池やアダプターは不要です。

こうしたジャックのちょっとした位置変更やフットスイッチのカスタマイズまで

ご自分のシステムに合ったオーダーが可能です。

お気軽にご相談下さい。

ジャズコ対策

ジャズコと言われるRoland JC-120、

どこのスタジオやライブハウスにも常備してあるアンプです。

ハードロックやメタル系のギタリストにとっては苦手なアンプではないでしょうか。

個人的な感想ですがどんな評判の良い歪みのペダルを繋いでも納得いかない。

ソロなどの単音なら結構いい線まで持っていけるのですが、

どうしてもリフやバッキング系の和音になると

まとまりが無いと言うかバリバリとした耳障りの良くない感じになってしまいます。

結構この手の相談は少なくありません。

過去にBackingStabilizerを使ってジャズコをフルテンにしてテストもしました。

かなり嫌なクセがとれフラットに近い特性になりましたが、

やはりリフ系のサウンドを納得行くサウンドに出来ませんでした。

そこで発想を変えてMicroPreampを使いもっと積極的なイコライジングで

サウンドメイキングをしてみようと思いテストしてみた結果。

大成功でした。

テストにはFinalDriverとMicroPreampのみを使って行いました。

P1030304.jpg

アンプのEQはほぼフラットで6弦開放の輪郭がぼやけない程度まで下げただけです。

P1030302.jpg

あとはMicroPreampのEQで調整してあげれば、

あのバリバリとした嫌な周波数帯がなくなり

スムースなドライブが得られるようになりました。

充分納得の行くサウンドです。

これは是非ジャズコでのハイゲインサウンドに悩んでいる

ギタリストに試していただきたいです。

MicroPreampはベースにエレアコにマルチエフェクターにと

色々なシチュエーションで使えますので1台あるときっと重宝するとでしょう。

今後動画にでもしてそのサウンドをお聞かせ出来る様考えたいと思っています。

特注電源製作

P1030278.jpg

去年11月のブログで紹介した特注トランス電源が完成し無事納品されました。

写真にある大きな筐体が2台、合計8個のトランスでオーダーされた指定電圧を出力します。

1台目はアナログエフェクター専用、2台目はデジタルエフェクター専用として製作しました。

トランスを収めている筐体は1台あたり約6キロと超重量級です。


アナログエフェクター用ディストリビューター
P1030280.jpg

当社HighGradeStabilizer専用DC18V出力をはじめ、

ElectroHarmonixエフェクターで使用するDC24V、

DC9V・18Vを各6系統の出力を装備しています。


デジタルエフェクター専用ディストリビューター
P1030290.jpg

DC9V2系統、AC9V、AC14V、

それぞれ使用を想定しているデジタル機器の電圧と電流を確保しています。

全てのセクションは独立したトランスによって電気が供給されていますので、

互いの機器が干渉しておこるノイズは発生しません。


エフェクターの電源を供給するためだけに

ここまで高いクオリティのパーツを厳選し製作された物は他に存在しないでしょう。


トランス電源を製作し音を出す度にエフェクターのサウンドは

どこまで向上していくポテンシャルを秘めているのだろうと思います。

電池やメーカー専用アダプターで出されるサウンドが

100%の性能を発揮出来る物とするならば、

トランス電源はエフェクターの性能を

120%にも150%にも高める事の出来る電源と言えるでしょう。


エフェクターの電源に対する拘りや認識はまだまだ低く

電源が入ればOKと言うのが現状です。

このブログを読んでもサウンドが聞こえる訳ではないので

実際に体感した方でないとピンと来ないと思いますが、

ご自分のシステムの位相・電源・インピーダンスマッチングを

見直してみようと言うきっかけになれば幸いです。

2way Preamp 納品

特注で製作させていただいた「2way Preamp」を納品させていただきました。

納品時にパッシブピックアップの入力レベルを調整して

お渡ししようと思っていたのでギターを持ち込んでいただきました。

結果的には微調整しなくてもデフォルト状態でOKでした。

早速サウンドチェックも兼ねて実際に音出し

P1030268.jpg

ホールに取り付けたパッシブピックアップだけでも

派手めで煌びやかな音が拾えるのですが胴鳴りが無く太さに欠けます。

胴鳴り、箱鳴りを拾うべく専用コンデンサーマイクを取り付けます。

両方の特性をうまく活かした上でライブでのセッティングや音決めを

解決する為に「2way Preamp」を製作しました。

各マイクのバランスを調整しトーンコントロールで

素早く手元で音決め出来るのがポイントです。

しかしパッシブピックアップが逆相、コンデンサーマイクが正相なので、

そのまま出力しては互いの音を打ち消しあうのでマイク2本のメリットが活かせません。

P1030270.jpg

そんな事が無いよう各入力それぞれに位相切替スイッチを設け

各マイクの位相を整えてから出力させるよう設計しています。

打ち消しあった状態の音と位相を整えた音の差は誰が聞いても判断出来る位違います。

胴鳴り、箱鳴りの部分が無くスカスカです。

位相を合わせた瞬間にドンッとアコギらしい低音が

アウトプットされるので聴感上即判断出来ます。

位相の話をすると微妙に位相がズレる現象と混同されますが、

所謂ギターアンプRECなどでよくあるマイクを複数立てた時に

ダイヤフラムの距離違いから起こる微妙な位相のズレとは違います。


サウンドチェック後お客様からスピーカーから出るギターのサウンドを聞いて

大変満足していただいたのでホッと胸を撫で下ろしました。

コンデンサーマイクの位置を詰めて行けば

まだまだ良くなりそうだったので今後の報告が楽しみでもあります。

サウンドチェックしながら

このプリアンプがあればアコギのRECがかなり楽で良い音に録れるのではないかと

新たな可能性も見出せる良い機会となりました。

プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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