組み換え

以前組ませていただいたボードに「Kanter」を組み込むためレイアウト変更しました。
ボードを大きい物に新調しアンプの上に置いて使っていた「BackingStabilizer」も
ボード内に組み込みパッチケーブル1本の入れ替えで、
現場アンプ用の直列システムとマイアンプ時のセンドリターンに
「Kanter」と「BackingStabilizer」を繋ぎかえれるようにしました。


基本歪みとワウペダルだけでの音色作りで、
あとは手元のコントロールでクリーン~リードサウンドまでカバー出来ます。
本日納品させていただいたのですが、
明日早速ライブで使っていただけるとの事です。
知らない間に・・・
ここ一年以上音楽雑誌と言うか楽器に関する雑誌を読んでいないので、
巷で話題のエフェクターなどの新製品に全くついて行けていません。
システム製作などの時に初めて見たり触ったりする事がほとんどです。
ここ最近でお客様からの問い合わせや雑談中に聞いた中で気になった物を挙げてみたいと思います。
RJM SwitchGizmo

MIDI信号をラッチ信号に変換してくれる優れモノです。
システム製作時にアンプチャンネル切替や位相切替でラッチ信号を多用するので、
価格が下がってくれたのは非常にありがたいです。
今までシステムを組んで来た経験上ラッチ信号は4系統あれば充分なので、
今後小型のMIDIコントローラーと本機の組み合わせで
シンプル且つ多機能なシステム構築が期待出来ます。
Strymon BigSky

システム製作の依頼があった時は必ずStrymonの製品が
入っていると言っても過言ではないほど人気のブランドです。
BlueSkyの上位機種としてリリースされるリバーブのようです。
BlueSkyは多機能なのにプリセットが1つだけなのが勿体ないなと思っていたらやはり出ましたね。
MIDI対応に加えて更にリバーブ機能を充実させた本機は今後リバーブの定番になりそうです。
EVENTIDE H9

ストンプタイプの空間系もここまで来たかと言う感じです。
まだ詳しい機能・性能が分からない事が多いので未知数な部分も多いですが、
内蔵エフェクトの複合使用まで出来る様になれば自分的に理想の空間系になりそうです。
ネットでサラッと調べたところ複合使用は出来そうにないようですが、
今後のバージョンアップでどう進化して行くのかが見物です。
80~90年代のプロ機材の多くは冷蔵庫のようなラックに多くの機材を入れて
アンプも含め大規模なシステムを組むのがある種のステイタスでもありました。
数十万円どころか数百万円掛けて組まなければならないと言う
アマチュアギタリストから見れば夢の機材でもありました。
それが今では数万円のストンプタイプのエフェクターが
とんでもないクオリティのサウンドを作り出す時代です。
誰もが手に入れられる機材でどう理想のサウンドに近づけていくか。
EVAでは接続順、組み方、電源供給方法、位相、インピーダンスマッチング等を
考えながら機材が持つポテンシャルを最大限に発揮させます。
これが今までと同じ機材かと驚嘆してもらえるノウハウを凝縮してシステム化します。
高価な機材を並べているだけでは決して出せないサウンドがあります。
たくさんエフェクターを買って組んでみたものの
イマイチ思い描いているサウンドが出せない。
そんな悩みがあればぜひご相談下さい。
巷で話題のエフェクターなどの新製品に全くついて行けていません。
システム製作などの時に初めて見たり触ったりする事がほとんどです。
ここ最近でお客様からの問い合わせや雑談中に聞いた中で気になった物を挙げてみたいと思います。
RJM SwitchGizmo

MIDI信号をラッチ信号に変換してくれる優れモノです。
システム製作時にアンプチャンネル切替や位相切替でラッチ信号を多用するので、
価格が下がってくれたのは非常にありがたいです。
今までシステムを組んで来た経験上ラッチ信号は4系統あれば充分なので、
今後小型のMIDIコントローラーと本機の組み合わせで
シンプル且つ多機能なシステム構築が期待出来ます。
Strymon BigSky

システム製作の依頼があった時は必ずStrymonの製品が
入っていると言っても過言ではないほど人気のブランドです。
BlueSkyの上位機種としてリリースされるリバーブのようです。
BlueSkyは多機能なのにプリセットが1つだけなのが勿体ないなと思っていたらやはり出ましたね。
MIDI対応に加えて更にリバーブ機能を充実させた本機は今後リバーブの定番になりそうです。
EVENTIDE H9

ストンプタイプの空間系もここまで来たかと言う感じです。
まだ詳しい機能・性能が分からない事が多いので未知数な部分も多いですが、
内蔵エフェクトの複合使用まで出来る様になれば自分的に理想の空間系になりそうです。
ネットでサラッと調べたところ複合使用は出来そうにないようですが、
今後のバージョンアップでどう進化して行くのかが見物です。
80~90年代のプロ機材の多くは冷蔵庫のようなラックに多くの機材を入れて
アンプも含め大規模なシステムを組むのがある種のステイタスでもありました。
数十万円どころか数百万円掛けて組まなければならないと言う
アマチュアギタリストから見れば夢の機材でもありました。
それが今では数万円のストンプタイプのエフェクターが
とんでもないクオリティのサウンドを作り出す時代です。
誰もが手に入れられる機材でどう理想のサウンドに近づけていくか。
EVAでは接続順、組み方、電源供給方法、位相、インピーダンスマッチング等を
考えながら機材が持つポテンシャルを最大限に発揮させます。
これが今までと同じ機材かと驚嘆してもらえるノウハウを凝縮してシステム化します。
高価な機材を並べているだけでは決して出せないサウンドがあります。
たくさんエフェクターを買って組んでみたものの
イマイチ思い描いているサウンドが出せない。
そんな悩みがあればぜひご相談下さい。
納品待ち
SCH-1 True Bypass


8月にお引渡ししたシステムのSCH-1を今回トゥルーバイパス化しました。
トゥルーバイパス化の相談時にSCH-1本体の動作が
非常に不安定になっている事を確認し不具合の修理も兼ねてお預かりました。
ボードにガッチリ固定してある筐体のフットスイッチの押し方で
コーラス音がヌケたりヌケなかったり。
最終的にはバイパス音が小さくなりシステム全体のゲインが大幅に下がりました。
プラスティックの筐体なのでゆがみに弱く内部の基盤が圧迫されているのかなと思い、
固定方法を見直したりしたのですが症状は変わりませんでした。
トゥルーバイパス化のためバラし回路をチェックしている過程で原因が分かりました。
入手した時には既にオンオフ時の音量差を調整するトリムを
後付けした改造が施されていたようなのです。
このトリムの取り付け方が脆弱で外部からの振動や
フットスイッチを押す衝撃で接触不良を起こしていました。
ゲインが最大で20%まで下がっているのが確認出来ました。

トゥルーバイパス化と同時にこの音量調整トリムも交換と移設を行いました。
電池ボックスのフタを外すと調整用のトリムが出てきます。

改造と手直しを終え再びボードにインストールしサウンドチェックをした所、
見違えるようなコーラスサウンドに少し怯んでしまうほどでした。
悪い症状が出る前でもSCH-1って良いコーラスだなぁと感心していましたが、
それでも全く本来のサウンドではなかったと言う事です。
改造がきっかけで不具合が見つかりその不具合がバイパス音にも影響していたので、
結果的にはシステム全体のサウンドがグレードアップした形になりました。