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キャビネット

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SCHON氏から預かっているLANEYの2発キャビネットです。

現在使っているキャビネットに変わるまで長年愛用してきた物です。

鳴らしてみるとクセの無い素直な印象です。

スピーカーはあまり見かけないイギリス製の物がインストールされていましたが、

その素直な音質はスピーカーの個性と言うよりはキャビネットの材質に拠る所が大きいようです。

ギターのボディ材が音質に大きく左右するのと同様、

キャビネット木材の種類によってもサウンドは全く異なります。

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内部のスピーカーケーブルがあまりに貧相だったのでベルデンに交換しました。

交換したら劇的に音が良くなる訳ではありませんが

精神衛生上よくないので交換した次第です。

比較用として常備しているのでご来店いただければ試奏可能です。


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東京で

先週18~19日は下北沢GARDENでライブをいくつか見て

取材やシステムの打ち合わせなど色々あった2日間でした。

18日はUNKIEを見させていただきましたが、

始まったらすごい爆音!強烈の一言でした。

ギター・ベース・ドラムの最小構成でスケールの大きな演奏とサウンドで

あっと言う間の40分って感じでした。

29日はMIDNIGHTSUNSの公演。

今回はベースはTOKIEさん、ギターにSCHON氏、ボーカルにTAKESHI氏と

いつもとガラッとかわったメンバーでのプレミアムなライブ。

ギター3本が重なった壁が迫ってくるような重厚なリフに

沼澤尚氏とTOKIEさんの強力なリズム隊が重なり鳥肌立ちまくりのライブでした。

終演後色々な方と挨拶させていただきましたが、

エフェクター製作をされている方々それぞれ3名と名刺交換しました。

東京ってエフェクター工房が多いんだなぁと改めて思いました。

機会があったら色々弾いてみたいですね。

いつもの作業

新しく組むシステムボードのマーキングをしました。

エフェクター同士の間隔をバランスよく位置決めしたり、

裏からネジ止めするためのネジ穴をけがいたり。

完成形をイメージしながら慎重に作業を進めます。

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今回は同じケースのエフェクターが一組しかなく

その他全てケースの大きさが違うので大変でした。

次は各エフェクターを裏から止めるネジのフィッティングを調べ探しに行きます。

ケースと同様ネジの種類もバラバラなのでネジのフィッティングも一苦労です。

テスト用

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明日スタジオでテストに使う為に急遽製作したトランス電源BOXです。

最近の当社の製品はほとんどが18V対応なので製作した次第です。

FirstStabilizer → HighGradeStabilizer → FinalStabilizer

この3機種全て18Vで駆動させテストします。

そのテスト結果を元にまた電源やその他機器をデザインします。

スタジオでの模様はまたブログでUPしたいと思います。

特注ERP Type3 TUBE PreAmp

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去年から構想しようやく完成した特注品です。

通常の製品版とはケースから内部回路に至るまで全て異なります。

・ハンダと配線材を指定の物を使用

・電源コードはインレット式を採用
ORB特注ロジウムメッキ仕様

・FinalTrimerを内蔵
本来のマスターボリュームは内部回路でフルテンで固定し、
FinalTrimerで音量を調整します。
これにより常にプリアンプの性能をフルに使いきり小音量でも
ダイナミックレンジとサウンドの押し出し感を確保しています。

・2ControlMixerを内蔵
直列と並列の切替に加え、コンパクトからラックまでのラインレベルに対応出来る様、
SEND RETURN それぞれに独立したボリュームを採用しています。
DRY EFFECT のMIX具合は0~100%レベルでコントロール可能です。

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写真下のノーマルタイプと比べると前面コントロールパネルもかなり違っています。

チェックで音出ししてみたのですが、その鋭いレスポンスとクリアな音質に怯んでしまいました。

今週オーナーのお客様とスタジオ入りしパワーアンプとキャビネットを揃え
長時間かけて色々テストをする予定です。

ボード到着

次のシステムで使用するエフェクターボードが到着しました。

前回のボード注文からおすすめしているのが、

フタの取り外し部分を4つ共キャッチロックにしている所です。

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普通は片側キャッチロック片側蝶番なのですが、

こうする事でフタの開け閉めが楽になります。

特注なので縦・横・高さが細かく注文出来るのは当たり前なのですが、

こういった部分までオーダー出来るのもメリットですね。

位相チェック

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お客様より送られてきたアンプの位相チェックです。

全チャンネル・モードのチェックに加え、エフェクトループ動作時もチェックします。

エフェクトループにチューブバッファやミキサー機能搭載などのアンプは

エフェクトループON時に位相が反転してしまうアンプが結構あります。

その多機能・高性能が仇になってしまうんですね。

今回チェックしたアンプは全てのチャンネル・モードで位相の反転はありませんでした。

同じアンプを以前にもチェックした事があるのですが、

製造時期や仕様変更などで変わらないとも限りません。

思い込みが一番危ないのできちんとチェックしておく事は大切です。

このアンプのように位相が変わらないマルチチャンネルアンプは非常に稀なケースです。

当テクニカルショップでは位相チェックを無料で診断いたします。

気になっておられるかたは是非一度チェックしにご来店下さい。
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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