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PHC-AUDIO

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PHC-AUDIO

お手持ちのオーディオシステムに追加できるステレオフェイズコントロールシステムです。

写真右にあるスイッチを押すと左右位相が反転します。

これを使って自分の持っているCD等を聞くと

いかに楽器の位相を考えず録音されているかがよく分かります。

特にベースラインが聞き取りにくい音源などはほぼ逆相で録音されている事が多く、

音源の位相を反転させると見事にベースラインが再生されます。

ピアノ、アコースティックギターなども逆相が多いので反転させると

美しい倍音成分が出てきたりアコギはアタックや指板を這う指のタッチまで聞く事が出来ます。

今持っている音源がもう一度楽しめるアイテムです。

レコーディング後の最終チェックに使ってくれているミュージシャンもいらっしゃいます。

入出力にミニジャックとRCAプラグを装備しています。

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続々・本棚

1988年11月号のベースマガジンをパラパラめくっていたらこんな広告を発見しました。

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元祖?ERPチューブプリアンプです。

1988年って言えば昭和63年です。

そんな時代からあったんだとスタッフなのに驚きました。

今でも現役でこのERP-Ⅱプリアンプを使ってくれている方を何人か知っています。

20年以上使い続けれる機材ってなかなか巡りあえないですよね。

現行ERP-Ⅲプリアンプも基本設計は10年以上変わっていないと聞いています。

全くブレない音作りを今後も続けて行きたいと思います。

続・本棚

以前このブログの記事で1979年の音楽雑誌が本棚にあったと書きました。

また見つけてしまいました。

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「ROCK STEADY」1980年の3月号と7月号です。

こういう音楽雑誌があった事すら知りませんでした。

写真右の表紙に写っているバンドがどなたなのかも分かりません。

記事は主にYMOのツアー機材等が中心でした。

8ビットサウンドの再現に要塞のようなシンセサイザー群、なんか信じられません。

楽譜も載っているのですが当時まだタブ譜もなかったんですね。

広告に全く知らない国産ブランドがあったり、

「売ります」コーナーに載ってる機材が今じゃレア物ばかりなのが時代を感じさせてくれます。


チューナー

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いつも使っているチューニングメーターです。

結構古い型の製品ですが信頼性が高いのでずっと使い続けています。

現場にも必ず持ち込みます。

よくおすすめのチューナーってなんですかと聞かれますが、

その時は必ず写真のメーカーの製品をおすすめします。

ストンプタイプでも卓上タイプでも構いません、使用する環境で選べばいいだけです。

でも必ず「高い!」って言われます。

ずっと使う物だからなるべく良い物を選んで末永く使ってもらいたいのですが。。

なによりチューニングは非常に大切だからです。

ピッチの合っていない楽器はヌケが悪くなります。

精度の高いチューナーできちんとセットアップされた楽器はすぐ分かります。

コードの響きが美しいしライブ中もヌケが違います。

チューナーで迷っていたら少し無理をしてでも良い物を選んでいただきたいです。

2004年製

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2004年製のサウンドスタビライザーです。

ジャックの接触が悪いとの事で見させていただきましたが、

ジャック内部が見事に真っ黒けで接点をクリーニングしたら解決でした。

サウンドチェックして改めて思ったのですが、

今の製品と比べても基本的なサウンドは変わってないと言う事です。

しかしここまで使い込んでもらえたらホント製作者冥利に尽きますね。

マルチエフェクター

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立て続けにマルチエフェクターを使ったシステムや音作りの相談を受けました。

最近のマルチエフェクターの動向を把握しきれていなかったのですが、

調べてみると多機能になってはいますが構造的に大きな変化は無いようです。

考えてみればインピーダンスマッチングや位相など

手を入れてあげれる部分も多くデフォルトで使用されている方が多いとすれば

ポテンシャルを大きく引き出せるチャンスでもあります。

アクティブピックアップのギターやベースをそのまま繋ぐより、

当社のFS-2を使って楽器本体と機器のインピーダンスマッチングを取るだけで

楽器本来の音の太さがマルチエフェクターでも発揮出来るでしょう。

他にもいくつかアイデアがあるので色々試験しつつ

こちらでも成果を報告出来ればと思います。

18V駆動

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最近当社のラインナップも18V対応のエフェクターが増えて参りました。

ただいつも思うのですが市販品で良質な18Vを出力する

パワーサプライやACアダプターがなかなか見当たりません。

システム製作時に特注トランス電源BOXをオーダーいただいて必要ならば

18V出力も設けますがなにぶん特注品で安価で普及出来る価格で作れません。

色々試験していると市販の18Vアダプターや9Vアダプターなどを18Vに昇圧して使っても、

一瞬良くなったかなと思うのですが良く聞き比べると音質が荒くお世辞にもピュアとは言えません。

電池駆動の方がやはりレンジ感や押し出し感は少し劣るもののサウンドがピュアで滑らかです。

この滑らかさが重要で弾き心地に反映され音が荒いと弾き心地も悪くなります。

サウンドメイキングにとって電源は非常に重要なファクターなので、

安価で良質な18Vを出力できるパワーサプライの必要性が今後一層高まってくるでしょう。

Microphone Preamp

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本日出荷分の「Microphone Preamp」です。

最近このマイクプリでギター・ベース・ボーカルまで録った音源もリリースされております。

ドラムが打ち込みなので完全な「宅録」ですね。

ギターとボーカルはもちろんマイクを立てて録音するのですが、

ベースは当社「2PHASE CONTOROL D/I」を介してライン録音という手法です。

あくまで鳴っている音をそのまま録音したいというリクエストから生まれた物ですので、

ミュージシャンがしっかり意図した「良い音」を奏でるのが前提です。

自分が奏でている「音」と出来上がった作品の「音」にギャップを感じられている

ミュージシャンにはぜひ使っていただきたいマイクプリに仕上がっております。

電話やメールで

電話で音の相談を受ける事が多いのですが、音の事を言葉で表現するのは難しいですね。

どうしても抽象的な表現になる事が多くお互いの意思疎通が出来ていないのでは?

と思うことが少なからずあります。

システム製作の相談などのテクニカルな質問にはメールでもお電話でもお答え出来るのですが、

実際に音を出さず共通の到達点を見つけるのはなかなか出来る事ではありません。

自分のボキャブラリーの少なさを露呈しているだけかもしれませんが。。

だからと言って電話やメールで相談しないで下さいと言っている訳では

ありませんので誤解なきようお願いします。

納得いくまでとことんご相談にのらさせて頂きます。

続・5LOOP SELECTOR

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以前このブログで紹介した試作品ループセレクターを使ったボードが組みあがったと写真を送って頂きました。

全てご自身で組上げているそうなのですが、素晴らしい出来栄えです。

4種類の歪みとブースターを組み込み、5種類の音色としてプリセットしています。

まだ組んだばかりで位相のプリセットなどはしていないのですが、

音が格段にクリアになりヌケが良くなったと報告頂きました。

5個の直列エフェクターがセレクターに纏められたのですから

バイパス音からして改善されるのは当然でしょう。

やはりトゥルーバイパスと言えども直列でいくつも繋ぐと明らかに抵抗になります。

しっかり位相までプリセットすれば個々のエフェクター本来のサウンドが引き出される事でしょう。

まだ電源の取り方など手直ししたい箇所があるので今後詰めて行きたいと思います。



セッティング

先日ライブサポートに行った時に撮った写真の一部です。

SCHON氏が使った5150Ⅱのライブ時セッティングです。

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同じアンプを使っている方も多いと思いますが、かなり極端なセッティングです。

とくにクリーン・クランチチャンネルはゲインが低く普通このセッティングだと

か細くコシの無いサウンドになってしまいます。

このセッティングにプラスS・Boosterを常時ONでアンプ手前でゲインを足しています。

これでも結構弾きにくいと思います。マケてくれないシビアなセッティングって意味です。

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あとはギター側のコントロールでサウンドメイキングをしているんです。

このセッティングでライブの時ズ太いバッキングサウンドと煌びやかなクリーントーンを

奏でるんですから結局はプレーヤーの右手と左手に勝るものは無いって事なのでしょうか。

身近で見ていて勉強になります。


プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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