5LOOP SELECTOR

4年ほど前に製作した試作品です。
5つのループとアンプスイッチング信号出力を備え、
エフェクター個々とアンプチャンネル切り替えで変わる位相を合わせプログラム出来ます。
当時のやりたい事が全て詰まった貴重な試作品です。
結局、多機能なのに5つしかプリセットが出来ない、
筐体が大きすぎてエフェクターボードに収まりきらないなどの理由でお蔵入りになっていました。
しかしようやくお役に立てそうな機会がやってきました。
先週ライブのお手伝いに行ったMIDNIGHTSUNSのサポートギタリスト氏のシステムにぴったりなんです。
アンプはクリーンセッティングで歪みエフェクター数個を切り替えて
サウンドバリエーションを構築されているのですが、
組み込まれているエフェクター数個が位相反転してしまう物でした。
ライブではギターとアンプの位相は合わせましたが、
エフェクター個々の切り替えで反転する位相まで対処出来ませんでした。
そこでこの「5LOOP SELECTOR」の出番です。
5ループに位相反転するエフェクターを組み込んでプリセットしてしまえば全て解決です。
幸い大きなボードをお持ちなので工夫すれば組み込めそうなスペースも確保出来そうでした。
次回のライブまでにこれを組み込みシステムとして完成させて、
全てのエフェクターの位相をバチッと合わせた時のサウンドを是非体感してもらいたいです。
そこまでやって初めて個々の機材の本領が発揮されると言っても過言ではありません。
安室奈美恵 「DAMAGE」
アンプの山
MOGAMI2524

今回依頼を受けているシステムはパッチケーブルを使うのでMOGAMI2524を取り寄せました。
今まで散々試してきた中で一番「普通」なケーブルがMOGAMI2524です。
システムを組む上で困るのがケーブルの個性が出すぎる事です。
システムをチェックしていて何かおかしいと思う時は必ずケーブルか電源です。
ケーブルの個性が強すぎるとサウンドが歪められている、
どこかにEQが入っているんじゃないかと思う事もあるくらいです。
意外とエフェクターは高価な物が組み込まれているのにパッチケーブルが
ノーブランドの物やメーカーばらばらで繋いでいる方が多いです。
MOGAMI2524にしろ!とは言いませんがせめてメーカーを統一して欲しいものです。
ちなみにプラグはスイッチクラフトを使います。
パッチケーブル1本からでも製作しますのでお気軽にご相談下さい。
2012.10.26 下北沢GARDEN 「侍音宴-Samurai Rock Party vol.1」
今月26日下北沢GARDEN「侍音宴-Samurai Rock Party vol.1」でMIDNIGHTSUNSが出演します。
SHINJI氏の機材はもちろんですが、メンバーの方々の弦楽器機材もほぼサポートさせていただきます。
ライブは初めて見る事が出来るので非常に楽しみです。
EVAが提案するバンドサウンドを具現化していただける貴重な機会ですので
お近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。
Musicman-NETニュース
exciteニュース
※10月24日~28日までテクニカルショップは休業となります。
SHINJI氏の機材はもちろんですが、メンバーの方々の弦楽器機材もほぼサポートさせていただきます。
ライブは初めて見る事が出来るので非常に楽しみです。
EVAが提案するバンドサウンドを具現化していただける貴重な機会ですので
お近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。
Musicman-NETニュース
exciteニュース
※10月24日~28日までテクニカルショップは休業となります。
AL TUNER氏のサウンド
SCHON SYSTEM 2011
SCHON SYSTEM 2009 でご紹介したシステムのままギターキャビネットのみ換えたサウンドです。
CAJからSONICBOOM製に交換、スピーカーはVINTAGE30とEVM12Lが搭載なのでスピーカーは同じです。
Part1とPart2合わせて全編約18分あります。
Part1がCLEAN・CRUNCHチャンネル、Part2がLEADチャンネルです。
ギター側のコントロールを細やかにして色々なサウンドを引き出しているのでカットせず2分割した次第です。
ピックアップの切り替え、か細くなりがちなハムバッカーのタップサウンドもコシがあり
シングルコイルらしい煌びやかなサウンドが出ています。
ボリュームコントロールもキレイなカーブを描いてゲインコントロール出来ています。
とにかく2009年のサウンドと比較すると音が前に出てこれでもかって言うくらい音圧を感じます。
アンプのボリュームは1.5程度です。
当たり前ですがこの動画だけ過剰に音声加工はしていません、同じ工程を経てUPしております。
このサウンドがエフェクトボード組み換えでどうなるのか、電源とポイントトゥポイント配線でどう変わるか。
次回動画UPは12月になると思います。
※ブーーーっとノイズが大きく感じる場面がありますが、
シールドがACアダプターの上を這っていた為です。(撮影後に気づいてしまいました)
SONICBOOM WEBSITE
CAJからSONICBOOM製に交換、スピーカーはVINTAGE30とEVM12Lが搭載なのでスピーカーは同じです。
Part1とPart2合わせて全編約18分あります。
Part1がCLEAN・CRUNCHチャンネル、Part2がLEADチャンネルです。
ギター側のコントロールを細やかにして色々なサウンドを引き出しているのでカットせず2分割した次第です。
ピックアップの切り替え、か細くなりがちなハムバッカーのタップサウンドもコシがあり
シングルコイルらしい煌びやかなサウンドが出ています。
ボリュームコントロールもキレイなカーブを描いてゲインコントロール出来ています。
とにかく2009年のサウンドと比較すると音が前に出てこれでもかって言うくらい音圧を感じます。
アンプのボリュームは1.5程度です。
当たり前ですがこの動画だけ過剰に音声加工はしていません、同じ工程を経てUPしております。
このサウンドがエフェクトボード組み換えでどうなるのか、電源とポイントトゥポイント配線でどう変わるか。
次回動画UPは12月になると思います。
※ブーーーっとノイズが大きく感じる場面がありますが、
シールドがACアダプターの上を這っていた為です。(撮影後に気づいてしまいました)
SONICBOOM WEBSITE
SCHON SYSTEM 2011 の動画
動画の編集も終わってあとはご本人のチェックでOKもらえればUPします!
ほんとにキャビだけでこんなに音が変わるのか?ってぐらい違うのでご期待下さい。
2012年バージョンの動画は2012年11月24日(土)にアストロホールで行われる
「AYAKAMIKI LIVE 2012 AGAINST THE WORLD」
のゲネプロにお邪魔させて頂いて録る事になりました。
もっと動きのある良い動画が録れればいいなと思ってます。
ほんとにキャビだけでこんなに音が変わるのか?ってぐらい違うのでご期待下さい。
2012年バージョンの動画は2012年11月24日(土)にアストロホールで行われる
「AYAKAMIKI LIVE 2012 AGAINST THE WORLD」
のゲネプロにお邪魔させて頂いて録る事になりました。
もっと動きのある良い動画が録れればいいなと思ってます。
SCHON SYSTEM 2009

現在SCHON氏のシステムを新たに製作中です。
製作前のサウンドサンプルとして2009年に録った動画を音量調整してUPしてみました。
S・Booster→TUNER→FinalStabilizer SCHON CustomModel→アンプ
エフェクトループに SoundMixer→Flanger→Chorus→Delay が接続順です。
ギターキャビネットは2000年製CAJにVintage30とEVM12Lを搭載した物を使っています。
ギターアンプのボリュームは1.5程度です。
次回はシステムはそのままでキャビネットのみを変えた2011年の動画をUPする予定です。
システム完成後のサウンドは2012年11月に撮影するのでどうぞご期待下さい。
スタジオでテスト
昨日もお客様からのリクエストでスタジオ入りし製品の試験と音作りをしました。
すでにS・Booster for BASSとGermaSoundOverDriveとMicroPreAmp D.Iの3点はお持ちのベーシストの方です。
FinalStabilizerとFinalTrimerの試奏も兼ねて実践的なサウンドメイキングのお手伝いです。
S・Boosterの使い方に難しい所はありませんが、
GermaSoundOverDrive(GOD-1)とMicroPreamp(MP-DI)のセッティングにコツがあります。
GOD-1はボリュームとトーンは適度な位置で、プリゲインとゲインを大胆に上げます。
ハウリングしない所まで上げます、ハウらないならフルテンでもOKです。
これでまとわり付くような粘りのある歪みが簡単に作れます。
これほど大胆なセッティングでも低音の芯はしっかり残っています。
以前のブログ記事で書いたレッチリのイントロようなサウンドです。
MP-DIはまず全てのツマミを6に揃えます。この位置が概ねフラットな位置です。
ここからBASSを輪郭がハッキリする位置まで絞ります。
次にSHIFTを徐々に上げて行き音の重心を下げます。
これで5弦のB音がボケずにしっかり輪郭があり、尚且つ腹に響く重低音が引き出せます。
MIDDLEとTREBLEはサウンドを整えるために少し補正してあげればOKです。
ここまででイナたさだけが強調されていたベースサウンドが
海外のCDで聞けるような洗練されたサウンドに変わります。
このセッティング方法はMP-CLやMP-1でも有効です。
その後はSoundStabilizerでサウンドの最終仕上げをし、
FinalTrimerでアンプのポテンシャルを最大限引き出します。
電源での音の違いもじっくり試験しました。
ここまでの経過をお客様持込のカメラで録画していたのですが、
家に帰って確認した所カメラ越しのサウンドでも充分違いが分かり驚いたと連絡がありました。
今後はバラバラで使っている機材をボードに組み込み、
電源も含めてサウンドシステムをして構築して行く計画を立てる事になりました。
色々試験していて気づいたのですが、ベースが逆相だと弦のビビリ音だけが強調されますね。
ビビリ音は跳ね返りの音なので逆の逆でアンプからの出音が正相になってしまうからでしょう。
肝心のベースサウンドが引っ込んでビビリ音が前に出る。
悲しすぎる現象でした。
すでにS・Booster for BASSとGermaSoundOverDriveとMicroPreAmp D.Iの3点はお持ちのベーシストの方です。
FinalStabilizerとFinalTrimerの試奏も兼ねて実践的なサウンドメイキングのお手伝いです。
S・Boosterの使い方に難しい所はありませんが、
GermaSoundOverDrive(GOD-1)とMicroPreamp(MP-DI)のセッティングにコツがあります。
GOD-1はボリュームとトーンは適度な位置で、プリゲインとゲインを大胆に上げます。
ハウリングしない所まで上げます、ハウらないならフルテンでもOKです。
これでまとわり付くような粘りのある歪みが簡単に作れます。
これほど大胆なセッティングでも低音の芯はしっかり残っています。
以前のブログ記事で書いたレッチリのイントロようなサウンドです。
MP-DIはまず全てのツマミを6に揃えます。この位置が概ねフラットな位置です。
ここからBASSを輪郭がハッキリする位置まで絞ります。
次にSHIFTを徐々に上げて行き音の重心を下げます。
これで5弦のB音がボケずにしっかり輪郭があり、尚且つ腹に響く重低音が引き出せます。
MIDDLEとTREBLEはサウンドを整えるために少し補正してあげればOKです。
ここまででイナたさだけが強調されていたベースサウンドが
海外のCDで聞けるような洗練されたサウンドに変わります。
このセッティング方法はMP-CLやMP-1でも有効です。
その後はSoundStabilizerでサウンドの最終仕上げをし、
FinalTrimerでアンプのポテンシャルを最大限引き出します。
電源での音の違いもじっくり試験しました。
ここまでの経過をお客様持込のカメラで録画していたのですが、
家に帰って確認した所カメラ越しのサウンドでも充分違いが分かり驚いたと連絡がありました。
今後はバラバラで使っている機材をボードに組み込み、
電源も含めてサウンドシステムをして構築して行く計画を立てる事になりました。
色々試験していて気づいたのですが、ベースが逆相だと弦のビビリ音だけが強調されますね。
ビビリ音は跳ね返りの音なので逆の逆でアンプからの出音が正相になってしまうからでしょう。
肝心のベースサウンドが引っ込んでビビリ音が前に出る。
悲しすぎる現象でした。
スタジオでテスト
昨日は大雨の中近所のスタジオを借りて色々テストをしました。
アンプ・キャビネット・エフェクターなど普段使う機材を持ち込んで、
電源ケーブルやシールドの選定とサウンドメイキングです。
店内で試奏する音量と違いスタジオやライブで
普段出す音量で機材をテストするのでは印象もかなり違います。
ちょっとした接続順変更が効果的であったり、
電源ケーブルやシールドのマッチングを実践的に選定します。
色々な接続を試しているだけで2時間位はすぐに過ぎてしまいます。
納得した結果で機材を選んでいただけるのでこういった機会は重宝します。
機材持込でのテストは大歓迎ですのでご希望の方はお問い合わせ下さい。
アンプ・キャビネット・エフェクターなど普段使う機材を持ち込んで、
電源ケーブルやシールドの選定とサウンドメイキングです。
店内で試奏する音量と違いスタジオやライブで
普段出す音量で機材をテストするのでは印象もかなり違います。
ちょっとした接続順変更が効果的であったり、
電源ケーブルやシールドのマッチングを実践的に選定します。
色々な接続を試しているだけで2時間位はすぐに過ぎてしまいます。
納得した結果で機材を選んでいただけるのでこういった機会は重宝します。
機材持込でのテストは大歓迎ですのでご希望の方はお問い合わせ下さい。