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BS-1 & SMX-1 と ENELOOP

トレイ


お客様からのオーダーで BackingStabilizer と SoundStabilizer をトレイに組み込みました。

アンプの上に載せてセンド・リターンのケーブルを繋いでエネループの電源を入れればOKです。

これだとセッティングが早くACアダプターも使わないのでノイズに強い組み方です。

写真下のトレイはSCHON氏の機材で、今回エフェクターボード類を全て預かって色々マイナーチェンジを施す予定です。
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バックパネル

鋭意改造中のVIBROVERBに取り付けるバックパネルの試作をいくつか作って試験しました。

純正は特に音の事を考えて取り付けられているとは到底思えない形と造りなので、

筐体も補強出来るという一石二鳥のパーツとして考え出しました。

FENDERアンプの場合、背面を密閉するという選択肢はないですね、低音は出るが音に閉塞感が出て広がらない使えない音です。

4種類作った中で候補として残ったのが写真にある形です。オーバルタイプとホールタイプです。

backpanel


この形ひとつでサウンドの傾向が結構変わります。チューニングしている感覚ですね。

一見ただの板を黒く塗っただけに見えますが、かなり特殊構造です。

また詳しく紹介出来ればと思っています。

FENDER VIBROVERB

vibroverb_tune_1.jpg

90年代前半のVIBROVERBです。

最強のコンボアンプを目指してこれから色々手を加えて行こうと思っています。

まずはアンプ回路には全く手をつけずにサウンドをチューニングしようと思います。

現在第一段階に入っています。

このブログでその過程を紹介していこうと思っています。

オーバーホール完了

先日ブログに載せた「RE-201」がオーバーホール完了しました。しかも2台!

とりあえず動くレベルで感動したのにちゃんとオーバーホールした本物のテープエコーは素晴らしいの一言に尽きます。

しばらくEVAにありますので気になった方は試奏しに来てください。

RE201_2.jpg

防音

来客いただけるスペースはほんと狭いスペースなのですが、一応サウンドチェック出来るようにアンプ類も揃えてあります。

ただそこそこのボリュームで試奏しているとやはり他のフロアへ音が漏れていました。

今日はその対策として出入り口の扉の内側へ更に防音用の扉を取り付けました。

扉と言うよりは大きな蓋ですね、扉の周りに木枠を作ってそこへ大きな蓋をはめ込みます。

蓋の内側へウレタンを敷き詰めて出来上がりです。なんでも自前で作ってしまうEVAのスタッフはスゴイ!

これでいつでもそこそこのボリュームで試奏出来るようになったと思います。




本物の音

RE201

ROLANDの名機「RE-201」テープエコーです。初めて弾きました。

今までモデリングのサウンドしかしらなかったので軽いショックを受けました。

こんなに違うんですね、何もかも違うと言っても過言じゃない気がします。

モデリングのサウンドが二次元だとしたら本物のサウンドは三次元か四次元かと思えるほど広がりと奥行き感が違います。

ずっと使い続けるプレイヤーが多いのも頷けます。

プロトタイプ完成

大型トランスを使ったパワーサプライの試作品が完成しました。

基本的にセンターマイナス9Vが9口でミニスイッチの切り替えで右側4口がセンタープラスに変わります。

18Vや12Vが必要だとかACも必要だとご意見あるとは思いますがあくまで叩き台です。

これから色々な試験を重ねて行きたいと思っています。

プロトタイプパワーサプライ

9V電源

先日にも掲載したSCHON氏とSHINJI氏の機材なんですが、基本的に使っている物や組み方はほぼ同じなんです。

個々のエフェクターやスイッチャーのメーカーや機種は違いますけど。

でも5月24日に行われた上木彩矢さんのライブ映像を見る限り二人のサウンドの質感が全然違うんですよね。

何が違うかと言えばエフェクターに使っている電源です。

SCHON氏は一般的なパワーサプライとACアダプターの組み合わせで、

SHINJI氏は特注のトランスを使った電源BOXからボードへ電源を送り込んでいます。

この電源供給の違いがサウンドの違いになって表れているような気がしています。

SHINJI氏の方が音量の問題ではなく音が前に出てきてギターサウンドにキレがあります。

一度電源のサンプルを作って検証の必要がありそうです。

この予想が当たっていれば、また新たなサウンドが創り出せるかもしれません。

動画

この2日間新しいパソコン導入で過去のファイル整理に追われていました。

YOUTUBEに「evaemis」のアカウントで動画を挙げています。

SCHON氏に協力して頂いて現在5本UPしているのですが、実は去年から撮り貯めている動画ファイルが未編集でまだまだあるんです。

DEMOソングとして2曲とギターデモンストレーションがあります。

DEMOソングの内1曲はSHINJI氏にも飛び入り参加してもらっています。

しかし曲のMIXや動画の編集が自分で出来るようならないといけませんね。

年内には撮り貯めている動画はなんとかUPしたいと思ってはいるのですが。。

EVA YOUTUBE チャンネル

High Grade Soundstabilizer

特注品の「High Grade Soundstabilizer」です。

位相切り替えスイッチと入力インピーダンス切り替えスイッチを増設しています。

これを繋ぐと他に何も繋ぎたくなくなる位サウンドがピュアになるのですが、

位相が合っていない時は?アクティブとパッシブのベースを持ち替えたときは?などのリクエストに応えた物です。

ここまですれば本当に他に何も繋ぎたくなくなります。

まるでブラウン管のテレビがハイビジョンテレビに変わった様な音の解像度です。

ここまでの解像度と原音再生感は絶対他の機器では得られないでしょう。

自分でも欲しくなった1台でした。

High Grade Soundstabilizer

SHINJI氏機材

5月25日アストロホールで使用したSHINJI氏の機材を紹介します。

GUITAR TO AMP SECTION
GIBSON LesPaul

BUDDA WAH EVA PHASE MOD

EVA S・Booster

Providence PEC-2 →TUNER OUT BOSS TU-2
LOOP1 Digitech WAHMMY
LOOP2 MXR MicroAmp
LOOP3 FULLTONE OCD
LOOP4 LINE6 FM-4
LOOP5 BOSS DC-2

EVA FINAL STABILIZER

Marshall 6100 OrangeCountyGuitars MOD

SONICBOOM SPECIAL CABINET(VINTAGE30×2 & ElectroVoice15inchWoofer)

AMP & SPECIAL CABINET

AMP EFFECT LOOP SECTION
Marshall 6100 SEND OUT

EVA BackingStabilizerPRO

EVA SoundMixer INPUT
EVA SoundMixer SEND OUT

Providence PEC-2
LOOP6 STRYMON TIMELINE

EVA SoundMixer RETURN IN
EVA SoundMiXer OUTPUT

Marshall 6100 RETURN IN

SHINJI BORAD

今年4月に組み上がったばかりのSHINJI氏のシステムです。
以前はSCHON氏と同じようにボード内でパッチケーブルを使い取り回ししていました。
今回エフェクターボード新調と共にパッチケーブルを使わずワイヤリングし、
電源供給を既存のパワーサプライではなく大きなトランスを使った特注電源ボックスを使用しました。
写真を見ていただければ分かるようにボード上にパッチケーブルはありません。
ボードの内部でエフェクター同士をポイントトゥポイントで接続します。
パッチケーブルを使わないのでエフェクター同士が隙間無く配置出来ます。
当然ですがパッチケーブルを使わないのでケーブルが抜けたり接触不良を起こすトラブルからも開放されます。
エフェクターの固定もマジックテープや両面テープを使わずボード裏からネジで固定するので、
移動中にズレたり外れたりする事も皆無です。

特注電源ボックスから供給されるAC電源とDC電源はエフェクトボード内で分配されます。
電源ボックスからエフェクターボードへは専用ケーブル1本で繋がります。
電源トランスをボードから離す事でアダプターなどから放出されるノイズを遮断出来ます。
特注電源ボックスはACアダプターや市販パワーサプライなどとは全く違う音質が生み出されます。
言葉で表現するのは難しいのですが、機材個々が持つポテンシャルが最大限発揮され全く色づけの無い原音感と音速。
指先のタッチとニュアンスが余すところ無く表現出来ます。

システムのコントロールはPEC-2で一括制御します。
エフェクター個々の切り替えはもちろん、アンプチャンネルは RJM MiniAmpGIZMO を使いMIDIで制御します。
PEC-2 LOOP6 は TIMELINE を接続し SoundMixer を使って並列接続になっています。プリセット変更はMIDIを使います。
PEC-2 LOOP8 をラッチ信号として使いアンプ上に設置している BackingStabilizer PRO へ接続します。
BackingStabilizer PRO は独立した2つのボリュームを備え、外部からのラッチ信号を受けバッキングとソロの音量を使い分ける事が出来ます。

SOUND MIXER & BACKINGER PRO

PEC-2のプリセット切り替えひとつでアンプチャンネル・エフェクター切り替え・バッキングとソロ音量使い分け・ディレイMIDI制御まで可能です。

ボード右上にあるBOXは IN・OUT・SEND・RETURN・ラッチ出力を全てまとめたスルーボックスです。
MiniAmpGIZMOとアンプを繋ぐコントロールケーブルは特別に製作しています。
SEND・RETURN・ラッチ信号・アンプコントロールケーブルはマーキングしスパイラルチューブ1本に束ねてあります。
ステージでのセットアップと撤収をスピーディー且つ確実に行うことに貢献しています。

4月末の完成から短期間でSHINJI氏は見事に使いこなし多彩な音色を響かせてくれていました。
出来るだけ操作系はシンプルにと心掛けていたので一安心でした。
エフェクターボードを見ていただければ分かりますが、簡単にエフェクターを入れ替えたりは出来ません。
SHINJI氏が長年の経験で選び抜いたスイッチャーでありエフェクター群です。
これさえあればあらゆる現場や過酷なツアーでも対応出来る内容となっています。
どんな時でもノイズもトラブルも無く、安定したサウンドを得るための完全プロフェッショナルな仕様です。

今後は細かい手直しを加えつつ更に完成度を高めて行きたいと思います。
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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