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新製品「ROUTING MIXER」

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空間系専用のラックエフェクターや最近のマルチエフェクターでも

エフェクターのルーティングが出来る物が多いです。

ディレイとリバーブを単純に直列で並べて使うと

ディレイのリピート音に一回一回にリバーブが掛かってしまい、

ディレイ音が濁りリバーブ音のキレが失われます。

ルーティングとはそれらの弊害を防ぐ為に

機器内でディレイやリバーブを並列に並べる事が出来ます。

そうする事で互いの干渉を防ぎ空間系がより鮮明になります。

話はコンパクトエフェクターに移りますが、

STRYMON や EVENTIDE 等非常に高性能な空間系が増えて来ました。

せっかく買い揃えても基本的には直列でしか接続できません。

直列で接続すると先述した弊害が起こりせっかくの高性能が活かせません。

「ROUTING MIXER」はその問題を解消させるべく製品化されました。

インプットされた信号は内部で並列化され

A・Bのエフェクトを同時に掛ける事が可能になります。

並列でMIXされた信号を再び一本化し出力します。

バイパス音の音ヤセが気になったりキルドライ機能が付いたエフェクターの場合は

本体ミニスイッチを「DRY OFF」と逆にする事で原音がMIX出来ます。

この場合は DRY音50:WET音50 でMIXされます。

EVAではエフェクターにインピーダンスMODを施し

システムを構築する事が多いので「DRY OFF」スイッチが必要になるのです。

あえて原音をMIXしない事で空間系はより濃密になり

違和感無くより深く掛ける事が出来ます。


どちらにしても効果は抜群でテストに協力してくれたお客様もすぐに導入して頂けました。

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ディレイとリバーブのMIXだけでなくモジュレーション系や歪みエフェクターなどをMIXしたり

アイデア次第で使い方は広がりそうです。

ケースサイズは65(W) ,116(D) , 32.4(H)、電池は内蔵出来ません。

DC9V~18Vにて動作します。定価は20,000円(税別)を予定しております。

お問い合わせに関しては下記アドレスまで。

evaemis@power.email.ne.jp

SoundStabilizer ORIGIN とエレガット

新製品の SoundStabilizer ORIGIN は今回ご紹介する内容も見据えたコンセプトです。

SoundStabilizer ORIGIN を紹介したエントリーはこちら

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SoundStabilizer ORIGIN はプラグ部分にプリアンプが内蔵されており、

シールドによる音質変化や劣化が最小限に抑える事が出来ます。

お預かりさせていただいたエレガットにはプリアンプが内蔵されているので、

まずはエレガットに内蔵されているプリアンプを取り外しピエゾピックアップのみ残します。

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これを外すだけで結構軽量化にも貢献します。

外した部分はパネルを作って穴埋めします。

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こうしてパッシブのピエゾピックアップのみとなったエレガット。

このエレガットと SoundStabilizer ORIGIN の組み合わせで使用します。

内蔵プリアンプの個性的なサウンドから

ギター本体が持っている胴鳴りやプレイヤーのタッチ・ニュアンスはそのままに

太さと煌びやかさが増してアウトプットされる印象に様変わりします。

今回は内蔵プリアンプを外す加工が必要でしたが、

最近はギター本体にあまり手を加える事無く取り付け可能な

ピックアップも多くリリースされていますよね。

お気に入りのアコギやガットにパッシブタイプのピックアップを

取り付けて SoundStabilizer ORIGIN と組み合わせ

ライブやレコーディングでガンガン使えるする一本にする事が可能です。

SoundStabilizer ORIGIN にはLEVEL・TONE・PHASEスイッチも装備しています。

ギターの鳴りを損なう事無くサウンドの微調整や

出音の位相を整える事が出来るので内蔵プリアンプとは違った

新しいサウンドメイキングのツールとしてご活用いただけます。



お問い合わせに関しては下記アドレスまで。

evaemis@power.email.ne.jp

新製品 「SoundStabilizer ORIGIN」

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新製品「SoundStabilizer ORIGIN」のご紹介です。

いつもメールなどのお問い合わせでスタビライザーのグレードによる

音の違いを教えて下さいと聞かれ文章による音の表現に苦労しています。

そこにまた新たなスタビライザーが加わりました。

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しかしこの「SoundStabilizer ORIGIN」は

コンセプトも構造もまるで違うので別物だとお考え下さい。

最大の特徴は「ギター側のプラグにプリアンプが内蔵されている」事です。

これによってパッシブギターの弱点であった

シールドによる音の劣化がほぼ皆無になりました。

一音弾くだけでギター⇔エフェクター(アンプ)間で

こんなに音の線が細くなっていたのかと感じるはずです。

もちろんノイズも乗るしシールドによる音の変化も大きい。

この SoundStabilizer ORIGIN は音が面で出ている印象で格段に太くなります。

(この音こそギターが本来持っている太さなのかも?)

あぁどんな良いシールドを使っても結局ここで劣化しているのか・・・

劣化と言う表現に語弊があるとすれば

「大きく変化してしまっている」ですかね。

本体には LEVEL・TONE・PHASE のコントロールがあります。

LEVELは入力された信号を最大6db(約2倍)にブースト可能。

TONEはギターに付いているトーンの様な効き方で、

コモらせると言うよりは絞ると柔らかさが加わる様な感覚です。

例えばフロイドローズ搭載ギターのメタリックな響きを和らげる補正が出来たりします。


エレキギター主体で解説しておりますが、

パッシブピックアップを後付したアコースティックやウクレレなどのギターにも大変有用です。

(元々の発想はそういったギターへの新しいアプローチを試みた新基軸機材として生まれた面もあります)

エレアコなどの内蔵プリアンプから出るサウンドとはまた違った

オーガニックな響きを持ったサウンドが持ち味です。


使用上の注意点としましては、

専用ケーブルはプラグ内のプリアンプの電源供給も行っているので

他のシールドでは代用出来ない。

(左ギター側TS 右本体側TRS)

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基本的にパッシブピックアップ専用のHi-Z入力である。

ギター直後からLo-Z出力となるので、

ファズなどHi-Zで入力しないと本来のサウンドが出せないエフェクターは組み込めない。

などです。

ご注文時に専用ケーブルのプラグ形状もお選びいただけます。

ギター・本体側共ストレート・L字のどちらでもお選びいただけます。

(ご指定の無い場合は双方ストレートプラグとなります)

既に特注でご指定いただいたNEUTRIKのプラグで製作もしております。

その際はお取り寄せまたはパーツの持込等によるアップチャージにて対応可能です。


ご紹介した製品に関するご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

新製品 PHC-VIC サウンドサンプル

PHC-VIC開発に協力して下さったSCHON氏からサウンドサンプルが送られてきました。

ちょっと変わったかも、ちょっと良くなったかも、

と言うような微妙な変化では無い事が一聴してお分かりいただけると思います。

CLEAN・CRUNCH・LEADと3種類に音色を分けています。

タイトルにある「PHC-VIC OFF」はPHC-VICを通さず録音したもので、

「PHC-VIC ON」はPHC-VICを通しXLRケーブルでI/Fに繋いでいます。

CRUNCHサウンドでは特に顕著ですが、

いかにギターの微弱なパッシブHi-Z信号が劣化して

送り込まれているかがよくお分かりいただけると思います。

SCHON氏曰く

「PHC-VICを使わず録った音源を如何に加工しても

使った時のようなサウンドの質感にはならない。」とのお言葉をいただきました。

使用機材は以下の通りです。

使用ギター PRS SINGLE CUTWAY
使用PC POWER MAC LOGIC
使用ソフト WAVES GTR AMP
使用I/F DIGIDESIGN 003RACK













PHC-VIC Variable Impedance Control SoundStabilizer

近年のレコーディングに欠かせなくなったアンプシュミレーターなどのプラグインソフト。

膨大な数のアンプやキャビネット、エフェクターやマイクまで選べます。

ギターやベースを全てプラグインソフトで録音したという音源も少なくありません。

EVAでは2013年から楽器とインピーダンスの関係を研究し続け

「音ヤセ」の根本原因はインピーダンスのアンマッチだという答えに辿り着きました。

そこからさらにデジタルエフェクターとインピーダンスの研究では、

デジタルエフェクターの初段バッファ(ヘッドアンプ)は

Lo-Z入力に変更する事で最適化出来る。

パッシブ楽器のHi-Z信号では弱すぎる、

かと言って前段にバッファやブースターを用意し強いLo-Z信号を入力させても

エフェクター入力部はHi-Z受けの為インピーダンスアンマッチを起こし音ヤセします。

その点を解決すべく2014年春から開始した「インピーダンスMOD」は好評いただいており

様々なエフェクターやプリアンプをモディファイして来ました。

中でもPODをはじめとするアンプシュミレーターのモディファイ効果は絶大で、

そのサウンドの質感は所謂シュミレーター臭を取り払う事に成功しました。

ここで話は最初のプラグインソフトに戻ります。

一連のインピーダンスMODで得られた効果をプラグインソフトでも可能だろうか。

プラグインでのレコーディング機材は至ってシンプルです。

ギターとオーディオインターフェイス(以下I/F)とパソコンです。

ギターの微弱な信号を直接I/Fに入れてもダメなのは前述した通りです。

ならI/FのHi-Z入力部をインピーダンスMODしてみるか?

と一番最初に考えましたがI/FにはXLRバランス入力があります。

XLRバランス入力は当たり前ですがLo-Z入力です。

わざわざI/Fを改造せずともこれを活かさない手は無い。

そこで考案されたのが新製品

「Vriable Impedance Control SoundStabilizer PHC-VIC」です。

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このPHC-VICは単にHi-Z信号をLo-Z信号化するだけでなく、

Hi-Z入力部を一般的な1MΩ固定ではなく無段階で可変出来るコントロールを設けました。

例えばシングルコイルのポットは250k、

ハムバッカーのポットは500kと均一化された抵抗値ではありません。

一般的な入力部1MΩとは広く余分に取ってあるだけで

決してジャストな値に設定された訳ではありません。

この1MΩの間口を絞ってギターの出力特性に

合った所に合わせるとどういった効果が得られるか。

今までそんな風に感じた事は無かったのですが

チリチリトゲトゲした雑味の様な成分が除去され、

ギターの綺麗な倍音と太さだけが残りアウトプット出来る様になりました。

和音のバランスも絶妙に纏まりが出てより美しい響きが得られます。

ギターそれぞれの個性がより明確になります、

レコーディングだからこそこの違いが必要なのです。

まるで濾過されたかの様なピュアなギター信号は

強いバランス信号となってI/Fに入力されます。

もちろんインピーダンスアンマッチを起こす事はありません。

この効果はハッキリとサウンドになって表れています。

ちょっと変わったかも、ちょっと良くなったかも、と言うような微妙な変化ではありません。

ギターD.Iとも呼べる

「Vriable Impidance Control SoundStabilizer PHC-VIC」

インピーダンス可変範囲はパッシブからアクティブまで広く対応しております。

当然ながらベースでの使用も可能です。

出力はバランス・アンバランス共対応しており

バランス出力では付属の変換ケーブルを使用します。

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アンバランスでの使用ではもちろんSoundStabilizerとして

エフェクトボードでの使用も可能です。

エフェクトボードではその後のエフェクターのインピーダンスマッチングの事もありますので、

その効果を最大限引き出すにはシステム全体のインピーダンスマッチングを

考える必要がある事を留意下さい。


ご紹介した製品のご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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