SCHON氏の新しいシステム

BOSS MS-3 と PEAVEY5150Ⅱを基軸に4ケーブルメソッドで新しいシステムを作ります。

アンプを送ってもらいMS-3も手元に来たのでそのまま繫いで鳴らしてみました。

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ギター→ES-3INPUT→ES-3LOOP1SEND→5150INPUT→5150SEND→

→ES-3LOOP1RETURN→ES-3OUTPUT→5150RETURN

「おー良い!」とファーストインパクトは上々でしたが色々イジってみると、

ディレイやリバーブをいくら設定してみてもちゃっちくてスカスカ。

やっぱりアンプのINPUTもRETURNもノーマルのままのHi-Z値だからこんなもんですね。

次に試したかったのがアンプのマスターボリュームを上げて

PATCH LEVELで音量を下げて適正音量に出来るか。

これは無理でした。

50%くらいに下げてもほとんど音量が下がらず

20%付近から急激に音量が下がるけど使える音ではありません。

ならLOOP3にBackingerPROを入れて音量コントロールを試みてみました。
bs_pro.gif

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マスターボリュームを6位まで上げてBackingerPROで音量を下げてみる。

やっぱり良いです。クリーンにハリが出て押し出し感も断然強くなります。

マスターボリュームが2~4位じゃこの感じにならないし4だともう爆音です。

BackingerPRO使わない時はLOOP3をオフにすればいいだけです。

基本この構成で行こうと思います。

アンプとMS-3はこれからインピーダンスMODして

MS-3⇔5150Ⅱ間のインピーダンスマッチングを完璧にします。

システム先頭には新製品のPHC-VIC 30V EXTを組み込みます。

アンプチャンネルを切り替えて起こる位相反転にも同時に対処出来ます。

MS-3とアンプのインピーダンスMODが終わったら次の段階に進みます。

1個残ったLOOPを何に使うかと全体のレイアウトです。

出来るだけミニマムにしてほしいとの強いご希望ですので

レイアウトを決めてからボードサイズを割り出します。


YOUTUBEにSCHON氏の過去のシステムの

変遷がわかる動画を上げていますのでご興味ある方はチェックしてみて下さい。

新しいシステムが完成したら新しい動画を撮ってもらおうと思います。


システム製作が次の段階に進んだらまたブログで紹介させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ等は下記アドレスまで。

evaemis@power.email.ne.jp
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7個のうち5個が・・・

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つい最近納品させていただいたシステムボードです。

最初にお話をさせていただいたのが去年の年末でした。

大阪でエフェクターボードを組んでくれる所を探していたとの事。

今年に入って組みたいエフェクターを持ち込んでいただいたのですが、

位相を調べたら7個のうち5個がエフェクトON時に位相が反転。

ワウペダルやタッチワウなどは予想していましたが、

ドライブペダルやモジュレーション系までとは思いませんでした。

当初はボードに並べてパッチケーブルを作り直したりと考えていましたが、

逆相の弊害などを一緒に音を出したり

逆相の分かり易いYOUTUBEの動画を見ながらご説明しました。

ご理解いただけたのですが5個の逆相になるエフェクターの位相をどう制御しようか。

1個ずつ位相反転しないように改造していくだけでもコストが掛かり過ぎるので

たまたま状態の良いUSEDのスイッチングシステムがあったのでそれを導入する事に。

エフェクターをループに組み込みスイッチャーのラッチ信号を使って

パッチごとに位相もプログラム出来るシステムをご提案しました。

PHC-VICに外部ラッチ信号で位相をコントロール出来る機能を追加して特注製作しました。

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これでどのエフェクターを使っても位相が反転して逆相になる事はありません。

スイッチングシステムからエフェクター電源供給も出来るので、

パワーサプライの必要も無く結構ボード自体もコンパクトに纏める事が出来ました。

納品の際にプリセットの作り方や位相制御の仕方などを

音を出しながらご説明させていただきました。

最近のスイッチャーは取り扱い説明書を熟読しなくでも

簡単に素早くプリセット出来るので初めてスイッチャーを導入された

お客様もわりと短時間でコントロールを把握していただけました。

今まではその日の気分でギグバッグにエフェクターを入れて持って行き、

1個か2個繋いで使っていたそうで

きちんと全てのエフェクターを並べて音を出す事が無かったそうです。

それではせっかく買い揃えたエフェクターがもったいないですよね。

今まで使った事の無い組み合わせで新しいサウンドが構築出来る。

「こりゃ楽しいですね。」とおっしゃっていただけたのが嬉しかったです。


システム製作に関するご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

システムボードのご紹介

今年最後の納品となったエフェクトボードのご紹介です。

当テクニカルショップにご来店される前から他店でご購入頂き熱心な

EVAファンで初めてお会いした時からボードはEVA製品でいっぱいでした。

今回は一念発起してきちんとしたシステムとして構築しようと相成りました。

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EVA製品を紹介するデモボードの様になっていますね。

エフェクターと呼べる物はオーバードライブとブースターのみで、

モジュレーションや空間系などのエフェクターは一切ありません。

今後のシステムの発展を見据えてPRE部とPOST部にエフェクトループを設けています。

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普段はご自身のヘッドとキャビネットでサウンドメイキングされています。

アンプのエフェクトループには「BackingerPro」と「KANTER」が入る仕組みです。

今回のシステムの面白い所は現場にあるアンプで音作りする際のアイデアです。

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オレンジのジャンクションボックスに「PREAMP」と言うミニスイッチがあります。

これをONにするとFinalStabilizerの出力である「AMP OUT」と

アンプのSENDからの出力が戻って来る「AMP SEND」のラインが内部回路で繋がります。

そうする事でボード自体がプリアンプ部となり「AMP RETURN」の出力を

現場にあるアンプのエフェクトリターン端子に繋ぐ事で

アンプのパワー部のみ使用する事になりボードにあるプリアンプがヘッドの役割を果たします。

実際組み上がってテストしましたが予想以上の効果で、

ボードにあるプリアンプのコントロールで直感的に素早く音作りが可能になりました。

このアイデアは自分のアンプが使えないシチュエーションでは絶対重宝するはずです。

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システム全体の電源供給には特注トランス電源を製作、

EVA製品は全て18Vで駆動させており圧倒的なダイナミックレンジです。

まだ組み込まれていない空間系などのデジタルエフェクター用として

独立したトランスで専用9V出力も装備しています。

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シールドと電源ケーブルはORBで統一、チューナーはPETERSONストロボチューナーと

並々ならぬギタリストとしての拘りが端々から感じられます。



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G-SYSTEM のシステムボード

SKYzART のギタリストである直哉氏からのご依頼で

G-SYSTEMを機軸としたボードを組ませていただきました。

まずご紹介するのはヘッドアンプのFENDER TONEMASTER

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申し分の無い素晴らしいサウンドを奏でるアンプなのですが、

リードチャンネルでのノイズがひどい状態でした。

そのノイズ対策と共に改造を施したのがエフェクトループです。

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なぜかクリーン・リードチャンネルに独立したループを持っています。

しかもクリーンチャンネルのループが故障していてキャンセルされている状態でした。

このエフェクトループを両チャンネルで共用出来る様1系統にする改造を施しました。

TONEMASTERのエフェクトループにはトランスが組み込まれています。
(しかもこのパーツが手に入らないとか)

良く言えば「イナタイ」サウンドですがG-SYSTEMの様な

デジタル機器とは相容れない部分でもあります。

このトランスを取り払ってインピーダンスも含め、

デジタル機器にマッチングするエフェクトループに改造しました。

さてボードの方ですがまずは組み込みたいエフェクターを持ち込んでいただいて

どれくらいのサイズのボードが必要かと言う所から始めました。

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足で操作する物を手前に持って来て横幅を採寸し、その後奥行きと高さを割り出します。

横幅1m、奥行き50cm、高さ16cmと言う大きなボードを製作する事になりました。

G-SYSTEMでボードを組む場合一番スペースの無駄になるのが

ジャックやケーブル類が差し込まれる裏パネル部分です。

その部分の上にテーブルを製作してその他のエフェクターを並べました。

完成後のボードがこちら
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テーブルに載せたエフェクターはもちろん踏み込んで操作しても大丈夫な強度を確保しています。

しかも非常に操作し易いレイアウトになっています。

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G-SYSTEMのラッチリレー信号でアンプチャンネルと

BackingerProのボリュームをコントロールしています。

ギター⇔エフェクトボード⇔アンプ間を行き交うケーブル類は特注で製作した

ジャンクションボックスを介して配線されます。

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こうして完成し納品されたシステムは年明けのライブからお使い頂けるようです。

幸いTONEMASTERはチャンネル切替による位相反転もしないので、

位相のコントロールはしなくて済みました。

ただ組み込んだワウペダルやワーミーがONの時反転してしまいます。

その辺りはシステム全体のインピーダンスマッチングも含めて

今後少しずつ手を入れていけば良いのではと思います。

納品の際サウンドチェックも一緒にさせていただきましたが、

TONEMASTERとG-SYSTEMとの相性も抜群で素晴らしいトーンでした。

BackingerProでTONEMASTERのフルテンに近いサウンドを確保しつつ

出音のボリュームをアッテネートしているのでダイナミックレンジがハンパないです。

ライブまでにG-SYSTEMのプリセットを煮詰めて更に

ブッ飛んだギターサウンドを構築して頂きたいです。


システム製作のご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

ボードリニューアル

今回も去年納品させて頂いたシステムで

インピーダンスMODを軸に組み換えさせて頂きました。

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去年のシステムを紹介した記事がこちら

インピーダンスMODした機種はエフェクターは
・STRYMON MOBIUS
・STRYMON TMIELINE
・STRYMON BLUESKY

G-LAB GCS-3は内蔵バッファがOFFに出来るのでそのまま使用。

以前SOUNDMIXERが設置されていた場所には新たに新製品 PHC-VIC をインストール。

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ギターが最初にインプットされる FirstStabilizer とアンプのインプット以外は

全てLo-Z信号で統一され直列接続を可能にしています。

ギターのシステムでHi-Zでインプットしていいのは1個目のエフェクターと

アンプのインプットだけなんですよね。

楽器本体がアクティブタイプだとアンプのインプットの1ヶ所だけ。

あとはエフェクターのLo-Z信号が次のエフェクターのHi-Zインプットに入力され

ひたすらローカットされていく現象が起こっています。

アクティブのギターやベースはインピーダンスマッチングする箇所が

ひとつも無くどこに繋いでもローカットされいるのが現状です。


さてリニューアルされたシステムのサウンドですが、

STRYMONのエフェクター全てが良い!

とくにMOBIUSのVIBE系のウネリが素晴らしく

デジタルエフェクターのサウンドとは思えない質感です。

PRE・POSTでアンプの前段と後段で各エフェクトの使い分けが出来るので

内蔵されているエフェクターの個性がフルに発揮出来ます。

個人的に揺れ物系はアンプの歪みの後だと違和感があるのでこの機能は助かります。


今後は直列接続に合わせてSTRYMONのプリセットを見直し

自分のプレイスタイルに合ったサウンドに磨き上げて頂きたいです。
プロフィール

evaemis

Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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