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発想の転換で

このブログでは何度もワウはON時位相反転するので

EVAではON時に反転しないようにモディファイしているとご紹介しています。

参照記事

ワウだけではなくフェイザーやコーラスなども同様のモディファイを施して来ました。

しかし歪みのエフェクターだけはあまりおすすめ出来ませんでした。

非常に複雑な倍音構成を持つ歪みのエフェクターは

その回路に位相反転回路を組み込むとどうしても音が変化します。

ギタリストにとっての歪みは非常に拘りのある部分なので

ほんの僅かにでも音が変化すると許せないんですよね。

今回ご相談いただいたエフェクターはショップオリジナルなのだそうですが、

位相を調べて欲しいと持ち込まれました。

弾いていて「あれっ?」と思ったのでしょうね。

調べてみるとON時に逆相になってました。

音を変えずに逆相なんとかなりませんかとの要望にどう応えようか。

ONの時逆相ならOFFの時も逆相にすればいいんだ、

トゥルーバイパスならバイパス回路に位相反転回路を組み込んでバッファードにすればいい。


これならONの時もOFFの時も逆相になるのでそれさえ頭に入れて

出音の位相を整えればOKになります。

歪みの回路に一切手を加えずバイパス時にはSoundStabilizerが掛かる、

入力がHi-Zで出力がLo-ZなのはONの時もOFFの時も変わらない。

P1030859.jpg

これ以外の方法だとスイッチングシステムに組み込んで

ラッチスイッチを使って特定のエフェクターがONの時だけに位相反転させるなど、

システムが複雑になりコストも掛かってしまいます。

今回はベストな方法がご提案出来たかなと胸を撫で下ろした次第です。
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BPHC-1

P1030139.jpg

電源が入っているのに音が出ないと持って来られた当社のD.Iです。

結果電池を交換した動作したので故障ではありませんでした。

結構電圧が下がっていてもLEDが光っている事があるので、

「あれ、おかしい?」と思ったらまず電池を新しい物にしてみて下さい。

このD.Iも購入いただいてから3~4年ほど経ちます。

一番最初にPHC-1を購入していただいて使っていたのですが、

ライブをして録音した音源を聞いてみるとベースが逆相でした。

アンプの出音の位相を合わせてライブしたはずなのに

何故だろうと考えて生まれたのがこの「BPHC-1」です。

ライブの際ベースの音はマイキングよりD.I優先です。

アマチュアのブッキングライブなどではほとんどアンプの音はモニター用で

外音は100%D.I側のラインサウンドが反映されます。

だからアンプの音の位相だけを合わせてもD.Iのライン側で

反転してしまっている事もあるのでアンプ側とD.I側の2系統に位相切替スイッチを装備したのです。

アンプもラインも逆相だとドラムと打ち消しあってプレイし難いのですが、

アンプが正相でラインが逆相だとアンプの出音と足元のモニターの出音が

互いに打ち消しあうのでベーシストは自分の音がほとんど聞こえなくなります。

ベーシストの音の悩みはほぼ位相で解決してしまいますから、

色んなエフェクターを足したりベース本体を買い換える前に

位相を合わせる所から始めてみて下さい。

PHC-AUDIO

audio_1.jpg

PHC-AUDIO

お手持ちのオーディオシステムに追加できるステレオフェイズコントロールシステムです。

写真右にあるスイッチを押すと左右位相が反転します。

これを使って自分の持っているCD等を聞くと

いかに楽器の位相を考えず録音されているかがよく分かります。

特にベースラインが聞き取りにくい音源などはほぼ逆相で録音されている事が多く、

音源の位相を反転させると見事にベースラインが再生されます。

ピアノ、アコースティックギターなども逆相が多いので反転させると

美しい倍音成分が出てきたりアコギはアタックや指板を這う指のタッチまで聞く事が出来ます。

今持っている音源がもう一度楽しめるアイテムです。

レコーディング後の最終チェックに使ってくれているミュージシャンもいらっしゃいます。

入出力にミニジャックとRCAプラグを装備しています。

audio_2.jpg

audio_3.jpg


続・5LOOP SELECTOR

写真_3

以前このブログで紹介した試作品ループセレクターを使ったボードが組みあがったと写真を送って頂きました。

全てご自身で組上げているそうなのですが、素晴らしい出来栄えです。

4種類の歪みとブースターを組み込み、5種類の音色としてプリセットしています。

まだ組んだばかりで位相のプリセットなどはしていないのですが、

音が格段にクリアになりヌケが良くなったと報告頂きました。

5個の直列エフェクターがセレクターに纏められたのですから

バイパス音からして改善されるのは当然でしょう。

やはりトゥルーバイパスと言えども直列でいくつも繋ぐと明らかに抵抗になります。

しっかり位相までプリセットすれば個々のエフェクター本来のサウンドが引き出される事でしょう。

まだ電源の取り方など手直ししたい箇所があるので今後詰めて行きたいと思います。



デモ機貸し出し

rental.jpg

バンドアンサンブルにおける位相の重要性はこのブログでもよく書いております。

最近はテクニカルションプまで足を運んで頂けるお客様も増えて参りました。

もちろん位相についてお話する事も多いですし、試奏してもらう事も多々あります。

しかしながら店頭での試奏は一人で行うのでイマイチわかり難いと言う反応が多いのも確かです。

そこでデモ機を貸し出しさせて頂くサービスを始める事になりました。

位相切り替え出来るPHC-2が2台、

ベース用D.IのBPHC-1、位相検知器のPHD-1L、発信機のRSO-1です。

これだけあればバンド単位で位相をバッチリ合わせたサウンドが体感出来ます。

もちろん単体での貸し出しもOKです。

借りたら絶対買って下さい!なんて言いませんのでお気軽にお申し込み下さい。

貸し出しについては当面店頭にご来店頂いたお客様のみの対応とさせて頂きます。

貸し出し規約等の詳細についてはお問い合わせ頂ければご説明させて頂きます。

evaemis@power.email.ne.jp

プロフィール

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Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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