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FENDER HOTROD DELUXE エフェクター内蔵 インピーダンスMOD、その他

FENDER HOTROD DELUXE 人気のチューブアンプです。

今回はエフェクターを内蔵してほしいとのご依頼から始まりました。

P1050485.jpg

内蔵したいというエフェクターは「HIWATT CUSTOM TUBE OVERDRIVE」
HIWT-TBOVRD-2.jpg

クリーンチャンネルとこのエフェクターの組み合わせが気に入っているとの事。

送られてきたアンプとエフェクターを弾いてみて「なるほど」と思える組み合わせでした。

立ち上がりが鋭く音圧があり気持ちの良いクランチサウンド。

アンプのドライブチャンネルでは出せない音なので、内蔵に向けて色々調べてみました。

このアンプ、クリーンチャンネルは逆相、ドライブチャンネルは正相です。

エフェクターの方はONすると逆相になります。

お使いのギターが正相なのでエフェクターONの時は出音が正相になる。

ギター(正相)→エフェクターON(逆相)→アンプクリーンチャンネル(逆相)=出音正相

エフェクターOFFの時は逆相でプレイされていたのかなと思ったのですが、

お使いのクリーンブースターがONすると逆相になります。

ギター(正相)→クリーンブースター(逆相)→アンプクリーンチャンネル(逆相)=出音正相

逆相になってしまうエフェクターふたつをうまく切替ながら

出音の位相をコントロールしていた事になります。

位相に関する知識は全く無かったそうなので感覚だけでうまく使いコナしてたんですね。


さて内蔵にするにあたってエフェクターONで逆相は対処しておかなくてはならないのと、

エフェクターON/OFFした際のインピーダンスマッチングも考えなくてはいけません。

ローインピーダンス入力のみでよければ簡単でエフェクターとアンプを

それぞれインピーダンスMODしてLo-Z入力専用にすれば解決ですが、

ギター直でも使うハイインピーダンス入力も残すので工夫が必要です。

P1050482.jpg

INPUT①をLo-Z入力専用、INPUT②をHi-Z入力用とし、

ジャックの差し替えで動作するインピーダンス切替回路を製作して対応しました。

エフェクター電源もアンプから専用電源を取り出しDC12Vにて作動させています。

これによりLo-Z入力時はHIWATTエフェクターはただ内蔵されただけで無く、

より太くガツンと歪むようになります。

Hi-Z入力時もHIWATTエフェクターON時はエフェクター⇔アンプ間の

インピーダンスがマッチングする様回路設計していますので、

以前のようにエフェクターとしてボードで使っていた時より断然良くなっています。


エフェクター本体は筐体内部側面に固定しました。
P1050479.jpg

位相とインピーダンスマッチングの次に難題だったのがエフェクターのコントロール系です。

当初はアンプのドライブチャンネルも使える前提でエフェクターのON/OFFのみ

フットスイッチを使ってコントロールするつもりでした。

しかしドライブチャンネルは全く使えなくても構わないので

エフェクターのコントロールツマミふたつを

アンプコントロールパネルで使える様にしてほしいとの追加依頼。

それに加えフットスイッチを使わない時はコントロールパネルにある

「CHANNEL SELECT」スイッチにてエフェクターのON/OFF出来る様に、

エフェクターONの時はコントロールパネルの

ドライブチャンネル用LEDを連動させて視認出来る様にです。

P1050484.jpg

これでエフェクターの「DRIVE」コントロールはアンプの「DRIVE」ツマミで、

エフェクターの「LEVEL」コントロールはアンプの

「MASTER」ツマミでそれぞれ操作可能になりました。

アンプのEQは元々クリーン・ドライブチャンネル共用なので

クリーンチャンネルのみで使用出来ます。

P1050477.jpg

エフェクターの「TONE」は元々センター固定なのでそのままにしてあります。

これでエフェクター内蔵に関する位相・インピーダンス・操作系のご要望はクリアしました。


次にこちらからのご提案でクリーンチャンネルをHIWATTエフェクターに負けない位、

立ち上がり鋭く、高域は先細りする事無く煌びやかに、

中域は音像を保ちつつコントロール幅を広げ、

低域は太さを残しつつタイトになるようEQシフト改造を施しました。


ドライブチャンネルを捨てる英断には驚きましたが、

コントロール系もスッキリ纏まりサウンドと実用性が伴う結果となりました。

アンプをご返送後「音は完璧です」とご連絡いただけました。

東京⇔大阪間のやり取りではありましたが改造の目的が非常に明確でしたので、

お預かりからモディファイ完了までスムーズに終える事が出来ました。


ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp
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FENDER BASSMAN マスターボリューム取付とチャンネルリンク

以前ブログで記事にした「TWEED BASSMAN にリバーブタンクを装着

この記事をご覧頂いてお問い合わせ下さったお客様からのご依頼。

P1050221.jpg


アンプを入手したもののあまりの爆音に驚いたとの事で、

マスターボリューム取り付けが必要だと感じたようです。

アンプ無改造で音量を下げようとするとアッテネーターが思い浮かびますが、

このBASSMANはスピーカー4本がそれぞれパラでアンプに接続されています。

これでは簡単にスピーカーケーブルを足してアッテネーターを据え置く事が出来ません。

P1050225.jpg


よく見受けられるマスターボリュームの取り付け方法では、

ボリュームを下げるとインピーダンスが下がってしまい

音量が小さいほどハイ落ちしてしまいます。

EVAでは音量変化によるインピーダンス下降を抑えた独自の方法で

マスターボリュームを追加します。

深夜自宅で鳴らすような極小音量で良い音がしますとまでは言いませんが、

スタジオやライブで一人爆音にならずにすむ適正な音量でセットアップ出来ます。

P1050218.jpg

マスターボリューム取付位置は操作性を考慮し

「BRIGHT1」のジャック部を利用しノブを増設。

もうひとつの改造点はチャンネルリンクです。

内部でBRIGHTとNORMALを予めリンクさせるワイヤリングをします。

ギターインプットは「NORMAL1」を使用します。

「BRIGHT2」「NORMAL2」は使わなくてすむのでフタをしてあります。

P1050217.jpg

BRIGHTチャンネルだけでの音作りをする場合は

NORMAL VOLUMEをゼロにしておくだけです。

チャンネルリンクのサウンドが欲しい場合は

NORMAL VOLUMEを上げていけばミックスされて行きます。

いちいちパッチケーブルを繫ぐ煩わしさから開放されて

直感的にチャンネルリンクサウンドが得られます。

もちろん音量はマスターボリュームで制御出来るので、

いままでフルテンにしなくては得られなかったドライブサウンドが作り出せます。

これはかなり便利です。

MARSHALL1959や1987Xなどの4INPUTタイプのアンプも同様の改造が可能です。


ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

TWEED BASSMAN にリバーブタンクを装着

P1050079.jpg

恐らく90年代のReissue BASSMAN 。

リバーブを取り付けて欲しいとのご依頼です。

すごく良いアンプでギター直で充分ご機嫌なサウンドです。

ひとつ不満といえばやはりリバーブが無い事!

このアンプのオーナー様は色々リバーブで苦労されいるんじゃないでしょうか。

最近のデジタル技術でコンパクトエフェクターのリバーブも音・質感共かなり良くなりました。

しかしアンプの手前に繋ぐとやはり違和感アリアリなんですよね。

やっぱりフェンダー純正のあのスプリングリバーブの音!

これに勝る物はありません。

今回の改造ではフェンダー純正のリバーブタンクを装着。
P1050070.jpg

リバーブサウンドをミックスする回路もフェンダー同様

真空管による増幅段を用いております。
P1050072.jpg

真空管を内蔵したコントロールボックスを側壁に取り付け。

リバーブレベルのコントロールに加え外部からのON/OFFが

コントロール可能なフットスイッチジャックを装備。


増幅段が増える事で音量が上がります。

その音量レベルを整えるためにマスターボリュームを取り付け。
P1050074.jpg

アンプをフルテンにしてドライブさせた時には

その爆音を適正音量に下げる事も可能になりました。

これはかなり便利です。

後ろから見たらこんな感じ、リバーブタンクは底面に取り付けられています。
P1050076.jpg

サウンドチェックでは美しい王道のフェンダーリバーブサウンド!

かなり深く掛けても嫌味にならず気持ち良い空間が広がります。

TWEED BASSMANサウンドに影響を与えず見事にリバーブを融合する事が出来ました。



ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp

プリアンプ・アンプの改造について

最近プリアンプ・アンプの改造メニューが好評でコンスタントに依頼をいただいております。

Marshall JMP-1 & JFX-1
P1040975.jpg

両機共INPUTをインピーダンスMODしJMP-1はReturn入力も同じく改造。

非常に珍しいJFX-1との組み合わせでのインピーダンスマッチングは完璧です。


SOLDANO SP-77Ⅱ
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G-SYSTEMとのセットでインピーダンスMODに加え

SP-77ⅡのEQ周波数のポイントも見直しEQシフト改造も施しました。

後日オーナー様から非常に満足いただけた旨の嬉しいメールをいただきました。


FUCHS OVERDRIVE SUPREME50
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当初ポイントトゥポイント改造もご希望されていましたが複雑な構造上お断りさせていただきました。
(金額度外視すればお受け出来ない事はありません)

INPUTのインピーダンスMODとEQシフト改造を施させていただきました。

高域特性が大幅に改善され「この質感のクリーンが欲しかった」とお喜びいただけました。


FENDER SUPER-SONIC
P1050020.jpg

INPUTとReturn端子のインピーダンスMOD、EQシフト改造に加え

一部ポイントトゥポイント改造も施しました。

ノーマルでも悪くは無いんですがどのMODE・CHANNELも物足りなさが・・・。

しかし一連の改造で化けました。よりFENDERらしさが増した感じです。

Reissueでも無い新機種でこの質感が得られたのは非常に収穫でした。

動画は前半VIBROLUX MODE、後半BASSMAN MODEです。

FENDER STRATCASTERとPHC-VICとボリュームペダルのみ使っています。

Fender Super-Sonic EVA Modify

後半BASSMAN MODEの時のみボリュームペダルを使ってゲインコントロールしています。

この質感のクリーンと歪むか歪まないかギリギリのパンチィなサウンド、

この双方ともノーマルでは出せなかった質感と出音の速さが得られました。

次にWashburnN4、PHC-VICのみでVIBROLUX MODEフルテン。

Fender Super-Sonic EVA Modify WashburnN4→PHC-VIC→VibroluxChannel

INPUTインピーダンスMODにより音の芯がしっかり出るので低音がブーミーにならず

高域がトッ散らからずツン裂くイヤな周波数帯が出ません。

改造間もないのでまだ硬さがありますがしばらく経つとサウンドが解れてきます。

当初純正スピーカーのCELESTION VINTAGE30で

良いクリーンが出るか少し不安でしたが杞憂でした。

ノーマルのEQポイントを少しズラして絶妙の周波数を突いてあげる、

これが非常に重要です。

SUPER-SONICがモディファイ出来た事でモディファイ可能機種の幅が広がりました。

ポイントトゥポイントが出来なくてもインピーダンスMODとEQシフトでこの質感に近づけます。


オマケで同様に改造したMarshall 1959 Reissueでのサウンド。

Marshall 1959 Reissue EVA Modify + BOSS SD-1 EVAMOD
WashburnN4、PHC-VIC、BOSS SD-1 EVAMODのみ使っています。

SD-1で少し歪みを足しただけでこのサウンドには自分でも驚きました。

このヒリヒリ感は基盤を使ったReissueではなかなか出せないですし、

ハイゲイン改造を施しただけで出るサウンドではありません。


この記事に関するお問い合わせや、

ご自身のアンプやプリアンプが改造可能かなどのお問い合わせは下記アドレスまで。

evaemis@power.email.ne.jp

続・アンプモディファイ

前回ご紹介した「INPUTインピーダンスMOD」

「Point To PointとEQシフト改造」の続きになります。

今回改造したのはFender DeluxeReverbとVibroverb、

どちらもReissueです。

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Vibroverbのお客様は店頭のMOD済みVibroverbを弾いて

即中古を探し始めるほど惚れ込んでいただけました。

P1040841.jpg

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モディファイ後サウンドチェックした際、

DeluxReverbで「あれ?なんか少し違う」という感覚が。

スピーカーかなと思いVibroverbのスピーカーに繋いでチェックすると納得。

純正のエミネンス製スピーカーのサウンドに違和感があったんですね。

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地方のお客様だったのですがお電話にて

スピーカー交換した方がいいとお伝えし「お任せします」と了承いただけたので

Vibroverbに付いている物と同じJENSENに交換しました。

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エミネンス製だと動画に上げているような質感にどうしてもならない。

低音は出るけど独特のツルツルした質感が出したい音の方向性と違いました。



中古で入手していただいたVIbroverbも

スピーカーがボロボロだったのでJENSEN製に交換しました。

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シリアルによると90年製なのですが店頭のVibroverb(年式不明)と比較すると

店頭のVibroverbにはある裏パネのダミーグランドスイッチが無かったり、

今まで他と比較した事がなかったのでおもしろかったです。

P1040861.jpg

Vibroverbをモディファイ依頼をいただいたお客様から

非常に貴重な67年製のプレキシマーシャルをお借りる事が出来ました。

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もちろんレイダウントランスを搭載しています。

P1040856.jpg

改めて弾かせていただいて前回ブログで紹介した

1959Reissue EVA Modifyから出た音と色々比較する事も出来ました。



本物から出る強烈な「音圧」スピーカーの前にいるのが怖くなるほどの「圧」

流石にこれには及びませんでしたが、

Reissueのマスターボリューム取り付けによる「使える音量」での

質感やタッチ・ニュアンスに対する敏感な反応などは

「全く同じ」とはまでは言えませんが

絶対的な壁のような物は取り払われている感じがしました。

気兼ねなく使えるという点ではRiessueはありがたいですね。

本物を知る事でReissueとの距離感が掴めたのは大変大きな収穫でもありました。



ご紹介したモディファイのご相談やお問い合わせは下記アドレスまで

evaemis@power.email.ne.jp
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Author:evaemis
大阪でオリジナルエフェクターやエフェクトボード製作を手掛けるEVA電子楽器サービスです。

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